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「ナマコがいない…」能登半島地震が生態系にも影響ある可能性を示唆 金沢大学の調査研究で

金沢大学は能登半島地震に関する調査経過を報告し「ナマコがいない」など生態系にも何らかの影響を与えている可能性を示唆しました。

金沢大学で行われた報告会には、学生だけでなく市民などおよそ130人が参加しました。

この中で、理工研究域の平松良浩(ひらまつよしひろ)教授は今回の能登半島地震はM7.3相当の地震が10数秒のうちに2回起きた可能性があるといった最新データを紹介しました。

また、ロバート・ジェンキンズ准教授は1月23日に能登町・九十九湾の海底を調査した結果、津波で運ばれたとみられる20センチを超える石が山積みになっている様子が観察されたと報告しました。

ジェンキンズ准教授:
(九十九湾の)ナマコが、本来はもう少しこの時期はいるはずなのに、(今は)ほとんどいないとかそういう異変が起きていることは間違いないと思います」

ジェンキンズ准教授はこのように話し能登半島地震が生態系にも何らかの影響を与えていることを示唆しました。

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