
石川テレビニュース
ISHIKAWA TV NEWS
石川県内ニュース
被災者にお詫びも…馳石川県知事が地震発生後初めて穴水町と能登町を視察 仮設住宅の準備急ぐ方針示す
石川県の馳知事は20日、発災後初めて穴水町と能登町に入り、被災地の被害状況などを確認しました。
馳知事がまず視察に訪れたのは、現在も117人が身を寄せている穴水町の避難所です。
避難している女性:
「うちに入れないでしょ、そうしたらどうしたらいいのと思って」
馳知事:
「順番です。全国からもみなし仮設住宅といって、アパートとか部屋とかは人数的には足りてるいんですが、それはやっぱり穴水にいたほうがいいやろ?できるだけこっちにいられるように仮設住宅の準備をしています」
このあと津波の被害があった能登町白丸地区に入った馳知事は、町内への初めての視察が発災から20日目になったことを、被災者に謝罪しました。
馳知事:
「お見舞いが遅れて申し訳ありませんでした」
馳知事は、仮設住宅の準備を加速させる考えを示しました。
馳知事:
「春・新年度になるまでに仮設住宅・みなし仮設住宅の準備を加速させたいと思っています。一日でも早く元居た場所に戻れるようにという方針でやりたいと思います」
今回の地震ではこれまでに232人の犠牲者が確認されていて、22人の安否がわかっていません。
また、被害を受けた住宅が3万棟を超えたことも確認されました。