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陸海空から物資供給続く…能登半島地震の発生から10日目 自衛隊ヘリや日本財団のRORO船が被災地へ

能登半島地震発生から10日目。被災地へ物資の供給が続いています。記者が陸上自衛隊のヘリコプターに同乗しました。

(記者リポート)
「見えてきました、海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」です。おおすみの上で物資を積み込みます」

能登半島へ続く道が悪いため、飲料水や米など被災地で必要な物資をヘリコプターに積み込みます。向かった先は珠洲市緑丘(みどりがおか)中学校です。

(記者リポート)
「隊員たちがバケツリレーのようにヘリコプターからトラックへと物資を移し替えています」

届けられた物資はトラックでそれぞれの避難所へ。ここまでにかかった時間はわずか2時間です。

一方、物資は陸や空だけではありません。

(記者リポート)
「金沢港クルーズターミナルです。こちらには、発電機や灯油などを載せたトラックが準備されあちらの船にそのまま乗り込みます。港から物資を届けます」

日本財団のローロー船です。発電機や灯油、軽油を積んだトラック5台がそのまま船に積み込まれ輪島港に運びます。

日本財団・海野光行常務理事:
「一度に大量にスピード感をもって継続的に支援を実施する物資を供給する、これが必要先ほどの問題点を解決できるような形でこの船舶での輸送に注力しようと」

日本財団は今後シャワーシステムや手洗い場など大型の設備も被災地に届ける予定です。

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