復興への願い込める…能登町の中学生が伝統の『とも旗』起こし “復興誓能登”の文字描き完成まで約1カ月

05/02(木) 17:00

今年度での閉校が決まっている能登町小木中学校の生徒が地震からの復興へ願いを込めた「とも旗」を掲げました。

能登町にある小木港では漁の安全と大漁を祈願する伝統の祭り「とも旗祭り」が毎年5月2日と3日に行われてきました。

しかし、地震の影響で今年のまつりは中止に。

それでも、毎年とも旗を制作してきた小木中学校は1年生から3年生合わせて26人がおよそ1カ月かけて「復興誓能登」の文字が描かれた「とも旗」を作りました。

今年度、閉校する小木中学校にとって今回の「とも旗」起こしは特別なものです。

子ども：
「最後なんで最後の祭りを派手にやりたいととも旗作りました」
「地域の人が笑顔になるようにとか復興とか願ってやりました」
「祭りをできるかわからなかったから綺麗にあげれて嬉しい」

大人は：
「ちょっと人間があつまるから元気になるわね」

とも旗起こしは3日も行われます。