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23カ月ぶりに雇用情勢判断を下方修正…石川労働局「能登半島地震の影響で一部弱さがみられる」

石川県内の3月の有効求人倍率は1.44倍と、2カ月連続で前の月を下回りました。

これを受け石川労働局は雇用情勢の判断を23カ月ぶりに下方修正しました。

職を求める人に対しどれくらいの求人があるのかを示す有効求人倍率は1.44倍と、前の月を0.06ポイント下回り、2カ月連続で下落しました。

業種別にみると卸売・小売、建設などで新規の求人が増えた一方、製造や宿泊・飲食サービスは、去年の同じ時期に比べて20パーセント以上減少しています。

県内の雇用情勢について石川労働局は「全体として求人が求職を上回って推移しているものの、能登半島地震の影響により一部地域に弱さが見られる」と23カ月ぶりに判断を下方修正しました。

また去年の労働災害による県内の死亡者数は6人と、統計開始以来過去最少となりました。

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