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再開への第一歩に“地域通貨”…輪島朝市の出店メンバー等が集い『小さな朝市』テントを並べて支援者迎える

能登半島地震による火災で時間が止まったままの輪島市・朝市通り。朝市に出店していたメンバーが数名集まり朝市通りそばで小さな朝市を開きました。

輪島市河井町(かわいまち)の朝市通り近くに設けられた会場。

並んだテントには…輪島塗の箸やおわんに…輪島の海で取れたあおさ…能登産フグの一夜干しなどが販売されました。

お客さんと店の人やりとり:
「これもらってもいい?」
「はい、ありがとうございます。」
「ほか行っても 輪島の魚と違うんよね。だからやっぱ…なんか違うよね。」

参加したのは、朝市に出店していたメンバーなどを中心に6店舗。これまでの朝市のように路上にテントを並べ朝市再開への第一歩と位置づけました。そのために始めたのが…地域通貨です。クラウドファンデングの返礼品に今回の様なイベントなどで使える復興通貨「むすび」を発行。支援者に輪島に来てもらうのが狙いです。

中浦政克さん:
「このあと経済復興に向けていくためにはみなさんが輪島に訪れていただくことが必要なので復興通貨を発行してその通貨を輪島で使っていただくという仕組みをつくりたいとクラウドファンディングを始めました。」

このグループでは、月1回、同様のイベントを開いて朝市再開に向けた動きを進めて行くという事です。

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