石川テレビ

 

第531回石川テレビ放送番組審議会 令和6年2月13日(火)

   

【出席委員】

委 員 長 岡 能久  
副委員長 平田 浩二
委   員 谷内江 潤子 岩木 弘勝
北 篤司 松田 若子
宮下 智裕 谷口 陽子
北尾 美帆

以上9名

1、審議番組(合評)

「報道特別番組 能登半島地震から1か月」

事実を淡々と追っていて専門家の意見も含まれ中身が充実している良い検証番組だった。2次避難所の相部屋の話は初めて知った。復興に絡んでコンパクトシティの話は前向きで心打たれた。盛り沢山の内容だったが、データに裏付けられ良くまとまっていた。
地震から1か月経って何が起きていたのか的確に分かりやすく説明されていた。災害想定の見直しを急ぐ必要性も痛感した。珠洲市での津波を想定した訓練が功を奏したことは大きなメッセージとなった。最後にミーシャさんの歌に映像を重ねるシーンは早いように感じた。
被災地の現状や専門家の解説など様々な視点から我々がこれから何をすべきかを改めて考えさせられた番組だった。我々が地震に関心を持つ必要性を感じた。悩みを抱えた時の相談先の情報も欲しかった。コンパクトシティの話題は震災から1か月で早すぎて違和感を覚えた。
稲垣アナウンサーは金大の平松教授の解説を上手く受け止めまとめていた。珠洲市三崎地区の避難行動は訓練の大切さを改めて知った。2次避難のシーンは以前より過酷な状況に晒されているのでないかと感じた。立ち直る大切さと災害への備えの大切さを心に刻む番組でした。
1か月経って知りたいという情報が詰め込まれていた。森本富樫活断層に関する被害想定や耐震化に伴う費用とかを知りたかった。コンパクトシティの話はもう少し先ではないか。新幹線開業も大事だが第一に救うべきは被災者だと思う。
地域防災計画の見直しが放置されてきた理由を報道して欲しい。
被災地の現状や課題、町づくりのポイントなどを専門家とともに淡々と伝えていた。
小間切れになっていた被災地の状況が全体的に分かり、課題がコンパクトにまとまっていた。
中身の濃い番組だった。被害想定の乖離にも驚かされた。この番組で夫婦がばらばらになるなど2次避難所の問題点を初めて知った。今後の町づくりの過程もしっかり追って欲しい。番組冒頭の映像とエンディングの映像は印象的だった。
金大の平松教授の話は的確で納得できた。自然の破壊や悲しみ、絶望を物語る映像が沢山あり映像の持つ力を改めて強く感じた。2次避難が進まない理由も石川テレビのカメラマンの話を聞いて納得できた。町づくりのポイントや今後想定される地震な盛り沢山の内容だったが飽きさせない工夫がされていた。


2、訂正・取り消し放送について

事務局より令和6年1月1日〜1月31日までの自社制作番組放送の中で、上記に該当した番組はなかった旨、報告した。



3、番組に関する問い合わせ、苦情など
令和6年1月1日〜1月31日
までに編成部に寄せられた意見

 ▽令和6年1月のお問い合わせ
電話 20件
メール 143件
はがき・その他 0通

「マンスリーNote」放送 令和6年2月25日(日) 午前11時45分〜11時50分(字幕放送)
           再放送 令和6年2月26日(月) 深夜2時11分〜2時15分(字幕放送)

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