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最近は地球温暖化に伴う気候変動が激しくなって、世界中で大災害が起きたり、農産物・水産物の収穫にも影響が出たりするなど、私たちの生活レベルでも環境がすごく変化している中で、この番組は環境問題の1つ「どうしたらゴミを減らせるか」について生活レベルでのヒントを与えていた。 |
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上勝町のビール醸造所ではビンや廃材をインテリア等に再利用して新しい命を吹き込んでいたが、岡部里香リポーターの「ゴミを減らすって、カッコいいんだ」という言葉が印象に残った。ゴミ問題は突き詰めると「生き方の問題」で、正しい知識を啓発する作り方は真面目な人には伝わるだろうが、そうでない人たちに伝えるには「こういう生き方はカッコいいね、オシャレだよね」という視点の方が、“クールな番組”になると思う。 |
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徳島県上勝町では、ホテルの石鹸を自分で使うだけの量を切り取ったり、13種類45分別のゴミの分別があったり、普段何気なく捨てているものを意識する「可視化」の大切さを感じた。それを義務や強制として行うのではなく、「自分が町に貢献できる手段やチャンスとして捉えている」という町の人の思いも伝わった。 |
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「アップサイクル」は初めて聞いたが、どんな業種でも、捨てられるものに新しい価値を与えて製品化できるという情報は、分かりやすく勉強になった。 |
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石川県で興味深かったのがダンボールコンポスト。簡単に生ゴミを分解してくれるならやってみたいと思ったところに、ダンボールコンポストが買える場所の情報が出てきたので、タイミングも良かった。何よりも使っている人たちの楽しそうな様子が伝わった。 |
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金沢市の環境エネルギーセンターの焼却能力は6割台と余力があり、戸室の最終処分場はまだ50年も使用できる状況だが、ゴミ袋の有料化やゴミ発生の抑制、再使用やリサイクルにも力を入れていることに感心した。しかし、ゴミ処理にはものすごくコストがかかるので、その情報も盛り込めば良かった。 |