石川テレビ

 

第511回石川テレビ放送番組審議会 令和4年2月8日(火)

   ※新型コロナウイルス感染拡大防止、3密を回避するため、会議室での出席と
Microsoft Teamsを利用したWebでの出席を併用して開催

【出席委員】

委 員 長 岡 能久  
副委員長 前田 昌彦
委   員 毎田 健治 谷内江 潤子
岩木 弘勝 北 篤司
松田 若子 宮本 陽子
金光 秀和 北尾 美帆

以上10名(うち3名はレポート提出)

1、審議番組(合評)

「ゆるっと解決!?にほんの迷信研究室」
  令和3年12月17日(金) 午後7時00分〜8時00分 放送

迷信を検証するという企画は斬新だった。MCの山里亮太さんの流石の話芸、朝日奈央さんの屈託のない突っ込みは安心して観ることができ、平井美優アナウンサーの進行もスムーズだった。スタジオのセットも雰囲気が良く、編集の処理も含めて全体的に映像センスが良かった。視聴者の知識欲を刺激する情報も盛り込まれていて、クオリティーの高いバラエティだった。
とても面白かったし笑えた。「緑を見ると目が良くなる」の検証結果は衝撃的で、緑を見続けることでの劇的な視力改善には大変驚いた。視力数値の改善は、生活環境が変わったことでのストレス軽減が大きく作用しているかもしれないと思った。
「1週間緑を見続けたら目は良くなるのか」という検証だが、能登の農家民宿で生活することでスマートフォンなどの電子機器に接する機会が少なくなり、都会生活のストレスも大幅に減った影響も考えられるので、結論の導き出し方は適切ではない気がした。
画面から圧迫感を感じるグリーンルームも、食事も衣服もすべて緑色というのはバラエティの演出として分からなくはないが、無理やり関連付けている印象が強く、観ていて苦しい感じもした。最後にドクターが「グリーンルームはストレスの塊で視力回復に効果なし」との見解を示したが、最初から予測できたことだ。
「痩せの大食い」の胃袋のMRI画像は、テレビならではの良さだった。大食いの人は40倍にも膨らむ強靭な胃袋を持っていることがよく分かった。彼女たちの空腹時と、一般の人がよく食べたときのMRIを見比べたい気もしたが、バラエティであることを思えば、この構成で良かったと思う。
それぞれの検証に必要な眼科医や解剖学の専門家が登場し、検証以外にもちょっとした豆知識を伝えていたので、専門家の登場による番組内容への効果が感じられた。
1テーマ30分は長く、中だるみを感じたので、山里さんと朝日さんの軽妙なトークにもう少し時間を割いた方が良かったのではないか。

2、訂正・取り消し放送について

事務局より令和4年1月1日〜1月31日までの自社制作番組放送の中で上記に該当した番組はなかった旨、報告した。


3、番組に関する問い合わせ、苦情など
令和4年1月1日〜1月31
日までに編成部に寄せられた意見

 ▽令和4年1月お問い合わせ
電話 23件
メール 23件
はがき・その他 0通

「マンスリーNote」放送 令和4年2月27日(日) 午前11時45分〜11時50分(字幕放送)
            再放送 令和4年2月28日(月) 深夜2時41分〜2時45分(字幕放送)

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