石川テレビ

 

第502回石川テレビ放送番組審議会 令和3年3月9日(火)

   ※新型コロナウイルス感染拡大防止、3密を回避するため、会議室での出席と
Microsoft Teamsを利用したWebでの出席を併用して開催

【出席委員】

委 員 長 岡 能久  
   
委   員 谷内江潤子 岩木 弘勝
北  篤司 松田 若子
宮本 陽子 金光 秀和
北尾 美帆  

以上8名

1、審議番組(合評)

「島田秀平と行く!エンジョイ冬キャンプ」
  令和2年12月26日(土) 午後2時30分〜3時30分 放送

島田秀平さんと河谷アナウンサー、快適生活研究家の田中ケンさんの掛け合いが楽しかった。
コロナによるストレスを少しでも緩和できる方法ということで「冬のキャンプ」を紹介。そういう意味で楽しくて有意義な番組だった。
軽快なやり取りの中にも色々とコツとか情報が適宜提供されていて良かった。
田中さんが言った「時間を無駄遣いする贅沢さ」という言葉がすごく印象に残った。
最近のアウトドア用品の便利さとファッション性に目を見張るばかりだった。
一度はこのような大自然の中で焚き火をして、料理をしてみたいと心が揺さぶられた。
田中ケンさんの料理は、アウトドアらしく、とてもダイナミックで、美味しそうで、ダッジオーブンやスキレットを思わず衝動買いしてしまいそうになるほど。画面にレシピが詳しく載っていたのも良かった。
加賀れんこんと五郎島金時をキャンプ飯の食材として用意したことは、工夫が感じられて良かった。
高台の景色の良いところで、コーヒーを豆から挽いて飲むというのはキャンプの良さを伝える良い場面だった。三人と目の前に広がる雄大な景色が一緒に映し出されていると、より開放感が伝わって良かったのかなと思った。
前半の初心者向けと思われる内容と後半の一番「冬キャンプ」の良さを伝える場面とで、ターゲットがちぐはぐになってしまっているような感じを受けた。
冬ならではのキャンプの魅力は伝わってこなかった。季節関係なく、アウトドア・キャンプの1日の過ごし方を紹介しているという印象を受けた。
東京の吉木りささんとリモートトークがあったが、番組の流れが中断するように感じた。リモートが必要だったのか。軽井沢の風景とかキャンプのゆったりとした時間の流れと食い違いが生じている感じがした。
冬ということで、テントの中の防寒対策とか、何か冷え込む夜の過ごし方などの紹介があると、より「冬キャンプ」らしさが画面越しでも伝わってきたのではないか。
車で行ける、手軽に行けなくても良いが、冬でもできるキャンプ場の情報が、たとえ石川県から離れていたとしても、入っていたらイメージがわくのかなと。そういう情報もあったら良かったと思う。
番組では「感染に気を付けて」という言葉がどこにもなかった。外でキャンプということは、テントに入って一緒に寝るわけで、まったく危険性がないわけではないので、その辺のエッセンスだけでも伝えると良かった。
島田秀平さんが自身のスマホで撮影をされる場面があった。クレジットカードがケースに入っていて、カードが映って、防犯上、ぼかした方が良かったのではないか。

2、訂正・取り消し放送について
事務局より令和3年2月1日〜2月28日までの自社制作番組放送の中で上記に該当した番組はなかった旨、報告した。

3、番組に関する問い合わせ、苦情など
令和3年2月1日〜2月28
日までに編成部に寄せられた意見

 ▽令和3年2月お問い合わせ
電話 33件
メール 27件
はがき・その他 0通

「マンスリーNote」放送 令和3年3月28日(日)午前11時45分〜11時50分(字幕放送)
            再放送 令和3年3月29日(月)深夜2時53分〜2時57分(字幕放送)

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