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小林先生は野風増学級をもう一度作りたいと35歳の時から挑戦してきたが、残念ながら出来なかった。何故出来なかったかと思いながら男泣きしているシーンはジーンとくるものがあった。 |
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途中、テロップで「学校と教育委員会から一日だけ校舎の使用許可が出た」と入ったが、どうしてこういうテロップを入れたのか。 |
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このクラスだけが特別なのか、この野風増通信はこの学年だけなのかとか、校内野営合宿は何年くらい行なったのかなど、はっきりしなかった。 |
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クローズアップされた元生徒の二人のそのあとの人生に具体的にどのように影響があったのか、どういう人生を歩まれたのかというエピソードがあると良かった。 |
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小林先生自身の姿は逞しいというよりもむしろ感傷的、情緒的に流れているかのように見え、先生の掲げる理想の人間像と先生の現実の差というのが大きく、先生の弱さは、個人的な弱さとして描き出した方が良かったのではないか。 |
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最後に「皆さん思い出の先生は元気ですか?」と言って、幕を閉じたのが感動的で、お世話になった方の顔が浮かび、心を揺れ動かされた。 |