石川テレビ

 

第484回 石川テレビ放送番組審議会 令和元年5月14日(火)

【出席委員】

委 員 長 岡 能久  
副委員長 菅沼 堅吾
委   員 毎田 健治 谷内江 潤子
岩木 弘勝 北  篤司
松田 若子 橋 智裕
金光 秀和 北尾 美帆
以上10名
1、審議番組(合評)

石川テレビ開局50周年特別番組
「加賀から能登まで いしかわ115万人ありがとうテレビ」
平成31年4月6日(土) 午後1時00分〜3時55分 放送

空からの映像によって、自然の美しさに恵まれた私たちの県の良さを再認識出来て、人の温かさも随所に見られる番組で評価したい。
生放送、ライブがテレビの強み、魅力だと思った。
中継ポイントの多さに驚いた。
空からということが加わったために、スケールの大きな構成になった。
ヘリコプターの中継はよく見るが、石川県を縦断して中継する企画はあまり聞いたことがなく、素晴らしい試みだと思う。
番組の冒頭、ヘリコプターからの白山の映像で始まり、その映像がとても美しかった。
人文字の「と」を描く様子を伝える場面で、ヘリコプターの中から涙声で必死に実況する様子と人文字のゆるキャラの滑稽な様子にギャップが生じ、そこに人間らしさや温かみが伝わってきて感動した。
エンディングが「石川サンバ」で、明るい未来を予想させるような感じで、良かったのではないか。
スタジオの雰囲気も良かった。松本 薫さんが天然でこんなに溶け込むとは想像を超えていて楽しかった。
一筆書きアーティストの大森慶宣さんが「いしかわ未来予想図」を描き出す様子は新鮮で見応えがあった。
「いしかわ未来予想図」で大森さんが描かれた絵は、現在の石川県の魅力という感じで、少し合致していないのかなと思った。
「歌のホームラン・リターンズ」では、昔の映像が流れ、当時の話や親子のほのぼのとした会話に花が咲いて、とても和んだ雰囲気で良かった。
50年を振り返った映像が懐かしく、金沢駅と周辺の変化なども流され、まさに50年の歴史を感じた。
千里浜の映像が流れ、過去の映像と対比して浸食されていることが一目瞭然で、資料として残っている映像の重要性を感じた。
石川テレビが50年という伝統を持っているからこその力という意味では、ライブラリーの過去映像が、ちょっと少なかったのではないか。積み重ねてきた映像があるということで石川テレビの力を見せても良かったのではないか。
制作者が表現したかった「テレビの力」はどういうものだったのか。
稲垣真一アナウンサーの番組作りはハート。気概があり、まったく同感した。
もし雨が降っていた場合、土砂降りだった場合どうしたのだろうかと心配した。
「ありがとう」を石川テレビの方から県民に伝えるというものだったと思うが、石川テレビ側からそれを視聴者に向けて何か発信出来るものがなかったのかなと思った。
今度は是非報道とかニュースという視点で、石川の未来予想図をテーマに何か番組があったら良いと思う。

2、訂正・取り消し放送について
事務局より平成31年4月1日〜4月30日までの自社制作番組放送の中で上記に該当した番組はなかった旨、報告した。

3、番組に関する問い合わせ、苦情など
 (平成31年4月1日〜4月30日までに編成部に寄せられた意見)
 ▽平成31年4月お問い合わせ
電話 23件
メール 50件
はがき・その他 11通

「マンスリーNote」放送 令和元年5月26日(日)午前11時45分〜11時50分(字幕放送)
            再放送 令和元年5月27日(月)深夜2時23分〜2時27分(字幕放送)

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