夏に注意したい!食中毒
- こどもニュース
夏に増える食中毒とは?
京都でおきた修学旅行生の食中毒の原因は「ウエルシュ菌」
これはみんな大好きなカレーによくおきる食中毒でした。
いったいどんな菌なのか、対策法などを金沢市の保健所に聞きました。
「ウエルシュ菌」は生命力が強く夏に気を付けたい菌の1つです。
特徴は
①自然環境中に広く分布し肉や魚、野菜など食品に付いている
②熱に強く、高温でも生き残りやすいので大量に調理すると増殖しやすくカレーやスープなどの煮込み料理が原因となることが多い
10℃~60℃で急速に細菌が増えるので、作ったものは食べきる!
そしてもし残った場合は冷蔵庫などに入れて、できるだけ早く10℃以下にすることが重要です。
そして、食中毒にならないために大切なポイントを
教えていただきました。
【食中毒3原則「つけない・増やさない・やっつける」】
①「つけない」・・手や調理器具、食器をよく洗う
②「増やさない」・・生ものや作った料理は早く食べる・保存するときの温度管理をする
③「やっつける」・・十分な加熱や消毒をする