石川テレビ

 

第543回石川テレビ放送番組審議会 令和7年4月8日(火)

   

【出席委員】

委 員 長 岡 能久  
副委員長 平田 浩二
委   員 谷内江 潤子 岩木 弘勝
北 篤司 松田 若子
宮下 智裕 谷口 陽子
北尾 美帆

以上9名

1、審議番組(合評)

「ドキュメンタリー正院になけんな」

奥さんと子供が金沢に行く決断をする過程を丁寧に描いて欲しかった。消防団員が集った宴席は本音が出ていて良かったし、そのような場所の必要性を感じた。祭りの場面は良かったし、文化の承継を感じさせた。
タイトル通り「正院になけんな」という気持ちが伝わってきた良い番組だった。内容はインパクトのある場面はないが、現実の中でできることを見つけ頑張る姿に引き込まれた1時間だった。
丁寧に作られていた。一人一人の思いが短い言葉やシーンで伝わってきた。祭りも実施されるまでの経緯が分かりやすく納得できた。課題と今後の可能性、光を見せながらの1時間で素晴らしかった。
正院になけんなの意味がすっと入ってこなかった。カメラマンの被写体との距離感が絶妙で自然体に見える映像が良かった。臨場感があり、地元の人になったような気になった。
日常を淡々と映し出していた抑制的な姿勢が好感を持てた。祭りのシーンは鮮やかな色彩や音が際立ち番組の中で活きていた。ナレーションは気負いもなく暗さもなく良かった。
正院町の復興を願う瓶子さんの奮闘を描いた素晴らしい番組だった。消防団員が集ったシーンは印象的で祭りに託す熱い思いが伝わってきた。主人公の瓶子さんと石川テレビスタッフとの関係が深いことを感じた。
見終わった後、ホームドラマを見たような温かい感じがした。登場人物は悲しさや苦悩などが抑制的に伝えられていて、明るい前向きなシーンが多く良かった。登場した家族は本当に地域のことを考えていて、これは奥能登に根付いたものなのか考えさせられた。
番組の主役の瓶子さんを始めその家族、消防団の仲間や理容店のお客さんなど登場人物が家を失い仕事も失い、本当に厳しい環境の中で前向きで時には明るさを感じさせるほどたくましく生きる姿に力をもらい元気づけられた。


2、訂正・取り消し放送について

事務局より令和7年3月1日〜3月31日までの自社制作番組放送の中で、上記に該当した番組はなかった旨、報告した。



3、番組に関する問い合わせ、苦情など
令和7年3月1日〜3月31日
までに編成部に寄せられた意見

 ▽令和7年3月のお問い合わせ
電話 24件
メール 33件
はがき・その他 0通

「マンスリーNote」放送 令和7年4月27日(日) 午前11時45分〜11時50分(字幕放送)
           再放送 令和7年4月28日(月) 深夜2時17分〜2時21分(字幕放送)

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