石川テレビ

 

第546回石川テレビ放送番組審議会 令和7年7月8日(火)

   

【出席委員】


委員長 山本 博
副委員長 平田 浩二
委   員 谷内江 潤子 岩木 弘勝
北 篤司 松田 若子
宮下 智裕 谷口 陽子
北尾 美帆

以上9人

1、審議番組(合評)

「緊急特番 大の里“唯一無二”の頂へ ~石川から52年ぶり横綱誕生~」
放送:令和7年5月30日(金)午後7時~8時

大の里関が、史上最速で横綱になるまでの歩みや人となりがよくまとまっていて分かりやすかった。偉業を称え、見ごたえのある内容だった。地域が支え、みんなで応援し喜んでいることも伝わってきた。
オープニングが、拍子木、土俵入り、柏手、歓声、成長の姿など、映像と音、それに大の里の好きなアーチストの音楽でつづられ、とても凝ったつくりで印象的だった。ワクワクするような良い番組のスタートだった。
大の里関の能登への強い思いが感じられ、その活躍が被災地にもたらした希望と喜びがどれほど大きかったか深く理解できる内容だった。
同じ石川出身の横綱輪島関を比較対象として取り上げることで、相撲が盛んな石川の歴史と誇りを強調する効果があった。
杉山邦博さん、横野レイコさんの言葉は、大の里関の唯一無二の強さを印象付けるものだった。
横綱昇進決定から2日後のゴールデンタイムでの放送は、タイミングがとても良かった。ただ、横綱昇進は場所前から予想できたことなのに、時間がない中で制作したような感じがした。もう少し丁寧な取材ができなかったものかと思う。特に新潟の高校へ進学した理由を深掘りしてほしかった。
大の里関本人の出演がなかったのは残念だった。本人の生の声で、横綱昇進の思いや抱負を聞くことができたら、視聴者の感動がさらに深まったと思う。
スタジオゲストのはなわさんと高立さんは明るく盛り上げようとしていたが、同じようなやりとりがあって長く感じた。工夫が必要だった。
ニュースでは短く切り取られている横綱昇進の口上や土俵入りを、全て通して見てみたかった。


2、訂正・取り消し放送について

事務局より令和7年6月の自社制作番組放送の中で、訂正・取消しに該当した番組はなかった旨、報告した。



3、番組に関する問い合わせ、苦情など
令和7年6月1日~6月30日
までに編成部に寄せられた意見

 ▽令和7年6月のお問い合わせ
電話 29件
メール 17件
はがき・その他 0通

「マンスリーNote」放送 令和7年7月27日(日) 午前11時45分~11時50分(字幕放送)
           再放送 令和7年7月29日(火) 午前2時17分~2時21分(字幕放送)

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