石川テレビ

 

第480回 石川テレビ放送番組審議会 平成31年1月16日(水)

【出席委員】

委 員 長 岡 能久  
   
委   員 毎田 健治 谷内江 潤子
岩木 弘勝 北  篤司
松田 若子  
   
以上6名
1、審議番組(合評)

石川テレビ開局50周年記念番組
「桂文珍の新春夢対談2019 まちづくりのエッセンス 〜50年後の未来へ〜」
平成31年1月4日(金)午前9時55分〜10時50分 放送

博識な二人は言葉一つひとつにとても重みがあり、説得力があり、言葉の持つ力を感じさせるような対談であった。
「Kotoha」という現代邦楽ユニットが着物で演奏したのは新春にふさわしく良かった。
「金沢の人は愛想が悪い」という話とか、都市の特色について、京都と金沢の違いを過去の経験から語られていたのは面白かった。
「心と文化と技の相続」という言葉は今の金沢だけではなく、私たち人間として一番大切な言葉でないかと思った。
冒頭の街頭インタビューは番組全体のトーンと噛み合っていなかった。
少し詰め込み過ぎて、上っ面を撫でるような結果になったのかなと感じた。もう少し突っ込んだものがあっても良かったのではないか。
ライティングが今一つで、テーブルの白がハレーションを起こしそうだったし、壁に映る文珍さんの影も気になった。
番組開始の早い段階で出演者の簡単なプロフィールを紹介した方が良いのではないか。
「変えていいもの」と「変えてはいけないもの」とあったが、その区別をどうやったら良いかということまでは話が進まなかったことが残念だった。
番組全体の感じからいうと硬い話が多く、もう少し人間味のある話があっても良かったのではないか。
番組の後半で山出さんが、五木さんの方から反対を向くような形で、上を向くような動作が気になった。
お正月番組としては、見た目の華やかに欠けていたので、調度品や什器などの配置を工夫するなり、一部に赤色が加わると良いのではないか。
二人に加えてタイプの違った出演者を、例えば、若い年齢層の方を交えてとか、女性という視点でも良かったのかなと思った。

2、訂正・取り消し放送について
事務局より平成30年11月1日〜12月31日までの自社制作番組放送の中で上記に該当した番組はなかった旨、報告した。

3、番組に関する問い合わせ、苦情など
 (平成30年11月1日〜12月31日までに編成部に寄せられた意見)
 ▽平成30年11月お問い合わせ
電話 49件
メール 26件
はがき・その他 11通
 ▽平成30年12月お問い合わせ
電話 29件
メール 50件
はがき・その他 10通

「マンスリーNote」放送 平成31年1月27日(日)午前11時45分〜11時50分(字幕放送)
            再放送 平成31年1月28日(月)深夜2時03分〜2時07分(字幕放送)

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