すみこま
ゆきひで
住駒
幸英
氏(76歳)
公益社団法人金沢能楽会前理事長
<受賞理由>
受賞者は父の影響で6歳から謡(うたい)と仕舞(しまい)を習い、10歳から小鼓を始め昭和27年に初舞台を踏みました。
大学進学のため上京すると同時に小鼓・幸流(こうりゅう)家元の幸(こう) 祥光(よしみつ)師に師事しました。
以後、北陸唯一の幸流小鼓の神髄を継承し40年余りにわたり小鼓の普及と発展に尽くしました。
受賞者の小鼓は魅力ある音色で知られ、昭和61年4月に能楽の重要無形文化財(総合認定)保持者のひとりに選ばれました。
また、金沢能楽会の理事長として加賀宝生の能楽の継承、普及にも尽くしてきました。
平成3年から、平成12年まで東京国立能楽堂の後継者養成所の講師として活躍、自ら能楽の講座を主宰し、県内を中心におよそ80人を指導し、後進の育成にも取り組んでいます。
文化庁主催の東京国立能楽堂の公演には年5回出演し、最近は海外公演にも積極的に参加し、ベルギーやフランスなどヨーロッパやアメリカ、ブラジルなどでも日本文化を紹介、国際交流にも力を注いでいます。

 あおき
けいせい
青木
桂生
氏(74歳)
(株)クスリのアオキ 取締役会長
<受賞理由>
受賞者は明治2年に創業した薬種商を「健康と美と衛生」の増進を経営理念に掲げたドラッグストアへの業態転換を試み、現在のクスリのアオキを確立しました。
多店舗展開で経営基盤を強化し、北信越を地盤に群馬県、埼玉県(全国11県)などにも出店。現在、300店舗以上を展開し2006年に東証2部、2011年には東証1部にも上場を果たしました。年商1,600億円を超える県内を代表する企業に育て上げ、県内経済の活性化にも貢献しました。
平成11年から日本チェーンドラッグストア協会の常任理事や副会長などの要職を歴任し、現在は日本チェーンドラッグストア協会の会長として業界全体の発展にも力を尽くしています。
また、平成13年から北陸3県で医療機関などと連携して「健康」をテーマとしたセミナーを開催しています。
地域の人たちの健康維持や健康増進にお役に立ちたいと活動しています。
 
かとう
ひとみ
加藤
氏(87歳)
加藤和紙 第8代当主 石川県伝統工芸士(和紙)
<受賞理由>
江戸時代から続く加藤和紙の第8代当主として、日本でも数少ない雁皮専門の和紙工房を守り伝えています。
受賞者は加藤和紙に嫁いでから70年、家業の加賀雁皮紙の紙漉き職人として働く傍ら、材料の仕入れから、工房の運営、技術の伝承に至るまで力を尽くしてきました。
加藤和紙のある川北町中島は手取川が近くに流れ、江戸時代から農業のかたわら小松市など県内に自生する雁皮を使い紙漉きが続けられてきました。
風雪に耐えた雁皮は虫害や水にも強く、滑らかで独特の光沢があります。
雁皮紙は主に金箔や銀箔の箔打ち紙、それに書道や日本画に使われてきました。
特に、何十年も寝かせて水分を枯らした雁皮紙は永久保存に適していて、文化財の修復用の裏打ち紙などに使用され、日本の伝統文化を陰で支える大変重要なものとなっています。
和紙の需要が減ると共に職人の数も減り、加賀雁皮紙を守る工房も現在では加藤家、ただ一軒となっています。
 
○ITCクラブとは

昭和52年11月、石川テレビ放送が創立10周年記念事業の一つとして県内在住の有識者で構成する「ITCクラブ」を結成、地域の発展と地方文化の向上を目的に以下の事業を行う。

1. 石川テレビ賞の選考、贈呈
2. 講演会の開催
3. その他クラブの目的に沿う事業

平成28年4月1日現在の会員数 150名

○石川テレビ賞とは‥‥‥

昭和53年5月、ITCクラブにより創設、石川県内に在住する個人または団体で、教育文化、産業経済、美術工芸、スポーツ、社会福祉などの各分野で地域社会の発展、向上に貢献、また将来性が極めて顕著なものに贈られる。
候補者はクラブ会員から推薦されたものに限り、同クラブ内で選考委員会を設けて決定する。
昭和53年の第1回から平成27年の第38回までに158個人、15団体を顕彰。

○お問い合わせは‥‥‥

ITCクラブ事務局(上野・勝見)
920−0388 金沢市観音堂町チ−18
石川テレビ放送
電話 076−267−2141

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