石川テレビ

 

第540回石川テレビ放送番組審議会 令和7年1月21日(火)

   

【出席委員】

委 員 長 岡 能久  
副委員長 平田 浩二
委   員 谷内江 潤子 北 篤司
松田 若子 宮下 智裕
谷口 陽子 北尾 美帆
 

以上8名

1、審議番組(合評)

「能登とともに〜能登半島地震から1年〜」

被災地の現状や被災者の辛さと将来への希望、可能性の両方がしっかり表現されていた。能登の復興に必要な要素も明快に打ち出されていた。東北からのメッセージは復興に携わってきた人のリアルな意見で良かった。スタジオ背景のパネルが少し淋しい感じだった。
1月1日の発生時刻が近づくと緊張してくるが、能登の人はもっと強く感じると思う。放送を少しずらしても良かったのではないか。色々な視点から取材していることは良かった。南三陸町からのエールは大変響くものがあり良かった。
被災者の心情がしっかり伝わってきた良い番組だった。能登の人に焦点を当てた内容だったので当事者の立場から見ることができた。現状や課題を伝えた後、後半は前を向き始めた人、最後は東北からのメッセージという構成は良かった。
番組は稲垣アナと向山アナの力がこもったリポートが柱でスタジオ解説と過去のVTRを使い構成も大変だったと思った。冒頭の数分は被災者の思いが詰まっていた映像で良かった。ユーチューブやサブチャンネル放送に対する評価を教えてほしい。
輪島の重蔵神社からの中継で始まったが場所を知らない人も多いのではないか。冒頭の映像は被災者の生の声で印象に残った。スタジオのシーンはデータに基づき分かりやすく良かった。ユーチューブで同時配信するときはCM中の映像、スーパー表記に工夫が必要だ。稲垣アナの最後のリポートは能登の人を励ます番組になっていると思った。
冒頭の映像は人の表情に焦点が当たり良かったし、番組を見たい気持ちになった。タイトルの能登とともにというのはどういう意味なのか教えてほしい。輪島市長へのインタビューはもう少し具体的な答えを引き出してほしかった。行政への提言があっても良かった。原発被害があった東北の話と能登とは事情が違うのではないか。
元日の放送を意識して地震発生時の悲惨な映像や悲痛な叫びが抑制されていて良かった。現実の厳しさを指摘しながら前向きな事象や人に焦点を当てていた。大谷小学校の女性校長が馳知事に大谷を住めるようにしてくださいと言ったコメントが一番心に刺さった。


2、訂正・取り消し放送について

事務局より令和6年11月1日〜12月31日までの自社制作番組放送の中で、上記に該当した番組はなかった旨、報告した。



3、番組に関する問い合わせ、苦情など
令和6年11月1日〜12月31日
までに編成部に寄せられた意見

 ▽令和6年11月・12月のお問い合わせ
電話 58件
メール 39件
はがき・その他 0通

「マンスリーNote」放送 令和7年2月2日(日) 午前11時45分〜11時50分(字幕放送)
           再放送 令和7年2月3日(月) 深夜2時27分〜2時31分(字幕放送)

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