石川テレビ

 

第481回 石川テレビ放送番組審議会 平成31年2月12日(火)

【出席委員】

委 員 長 岡 能久  
副委員長 菅沼 堅吾
委   員 毎田 健治 谷内江 潤子
岩木 弘勝 北  篤司
松田 若子 橋 智裕
金光 秀和 北尾 美帆
以上10名
1、審議番組(合評)

エコ特番「地球を救う 未来のエース」
平成31年1月26日(土)午後3時30分〜4時25分 放送

環境問題はグローバルに考えて、行動自体は足元からと言われたりするが、地域とグローバルをバランスよく取り上げていたと思う。
「子どもたちにとって、環境は学びの場」だということを感じさせられた。
番組全体が伸び伸びした感じで、番組を通して今の環境問題を何とかしてやろうとか、過度な意図が感じられることなく、自然な形で環境、自然というものを考える良い番組だった。
洲崎 綾さんは気負っているところがなく、自然体でとても好感が持てた。「10年続けていることなんて洗顔ぐらい」という発言もあったりして、この番組にはぴったりだなと思った。
秋末アナウンサーの棒読みのナレーションが気になった。
縦割りによる「ふれあい遠足」で、上級生が下級生に教える関係が良いなと思った。
子どもたちの自然な会話、様子を上手に拾って、番組全体に良い空気感を醸し出していた。
キャラクター「てんぐーも。」の出自がはっきりしなくて、中途半端な感じがした。
文字スーパーが普段の番組より大きかった。何か意図があったのか。
小学生六年生二人の環境学習発表の場面をバリ島の海の清掃作業のあとの部分にもってきたが、リハーサルのあとに実際本番はこうでしたという流れの方がわかりやすかったのではないか。
何故インドネシアなのか、違和感があった。無理矢理繋ごうとしたのか。インドネシア料理店での場面は食事の紹介のようでがっかりした。
自然は厳しくて、弱いものは強いものに食べられる」という感想を子どもが言っていたが、 すごいコメントだなと思った。現実のことを素直に子どもが言葉に出したのは本音のトークとして良かった。
地域の自然や動植物を知ることで、それを守るために行動するところに意味があったと思うので、クローズアップの仕方がテーマと対比すると弱かったのかなと感じた。
ワイゼン姉妹の「Bye Bye Plastic Bags」の取り組みに共感して、 単身バリ島に行った日本人の高校生、日向祐大君の行動力に驚いた。
バリ島の活動の中心となったワイゼン姉妹の「大人になる前に発言しなさい」は、印象的な言葉で、色々な意味で考えさせられた。
インドネシアと日本の学校の雰囲気が、日本は規律正しく組織的で、インドネシアは自由でほんわかしていて両国の教育の違いが見えて興味深かった。
学校で環境教育に取り組んでいる中で、子どもたちの日常生活にどう活かされているのかというところまで取材しても良かったのではないか。

2、訂正・取り消し放送について
事務局より平成31年1月1日〜1月31日までの自社制作番組放送の中で上記に該当した番組はなかった旨、報告した。

3、番組に関する問い合わせ、苦情など
 (平成31年1月1日〜1月31日までに編成部に寄せられた意見)
 ▽平成31年1月お問い合わせ
電話 47件
メール 57件
はがき・その他 10通

「マンスリーNote」放送 平成31年2月24日(日)午前11時45分〜11時50分(字幕放送)
            再放送 平成31年2月25日(月)深夜2時23分〜2時27分(字幕放送)

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