第375回 石川テレビ放送番組審議会 平成20年6月10日(火)

【出席委員】

    委 員 長

水野 卓哉
    副 委 員 長 桶谷千鶴子
    委   員 青木 桂生 古谷 俊明
    若杉 幸平 谷内江 潤子
倉 ひとみ 城﨑 英明
    高内 香  
以上9名
1、審議番組(合評)
石川テレビ創立40周年記念番組 「THE 団塊裁判ショー」
  
放 送  5月16日(金) 午後7時00分~午後7時55分

来年5月から導入される裁判員制度にさきがけ、ほぼ同じ仕組みで、団塊世代の夫婦の有り様を示してくれた楽しい番組だった。男性上位の社会から、男性が生きていくうえで厳しい状況になったことを啓蒙した番組だった。

かつて、ミヤコ蝶々、南都雄二による「夫婦善哉」というヒット番組があった。ボケと突っ込みで、夫婦の不満を聞き、丸く収めるといった内容だったが、今回の番組もよく似た手法だと思った。3組の夫婦は三者三様で、それぞれユニーク。自分たちの夫婦関係と重ね合わせながら、面白く見た。

裁判員は若い女性6人、タレント性の高い人ばかりを集めた。裁判員には、人生経験をつんだ一般の人も起用したらよかったかもしれない。

法律の専門家から見れば、この番組は民事裁判、刑事裁判の枠を跳び越した‘画期的すぎる’裁判劇。喜劇番組だから許される。

団塊の世代のものとして、それぞれの夫の立場は理解でき、身に覚えがあるな、と思った。物がない時代、収集するのは生活の糧を得る手段でもあり、宝物の収集は少年の習癖。また、家庭より仕事一筋、保線の仕事にささげる姿に共感する。この夫婦の最後の判決が「奥さんを旅行に連れて行くように」だったが「鉄道利用でなく、韓国へ飛行機で行きたい」との奥さんの答えが番組のいい締めくくりで笑えた。夫婦の役割を改めて考えさせられ、男性にとっては不安を感じた番組だった。

  
2、訂正・取り消し放送について

事務局より平成20年5月1日~5月31日までの自社制作番組放送の中で上記に該当した番組はなかった旨、報告した。

3、番組に関する問い合わせ、苦情など
 (平成20年5月1日~5
月31日までに編成部に寄せられた意見)

 
☆平成20年5
月お問い合わせ合計約93件

電話(50件)
HP(43件)
はがき・その他(0通)

  

【問い合わせが多かった番組等に関して】

「石川さん情報Live リフレッシュ」(13件)

ゲスト出演者の詳細/クイズの応募方法について/出演者の衣装について/紹介したお店の情報
/その他、苦情・問い合わせ等

「石川サンバ」(12件)

音源の入手方法/CD発売に関する問い合わせ/その他、問い合わせ等

「石川テレビスーパーニュース」(5件)

天気予報で使用されている曲目/ローカルニュースの時間帯/その他、苦情・問い合わせ等


 「マンスリーNote」放送予定  平成20年6 月28 (土) 11:15~11:25 (字幕放送)
             再放送 予定  平成20年6 月29日 (日) 26 :20~26:30 (字幕放送)
 

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