第371 回 石川テレビ放送番組審議会 平成20年 月12 (火)

【出席委員】

    委 員 長

水野 卓哉
    副 委 員 長 桶谷千鶴子
    委   員 青木 桂生 古谷 俊明
    的場 明司 谷内江 潤子
倉 ひとみ 城﨑 英明
    高内 香 中島 円
以上10名
1、審議番組(合評)
  
「命をつなぐ先進医療」

  
放 送 1月28日(月) 午後7時00分~午後7時50分

手術成功率99.7%。神の手を持つといわれる金沢大学病院の心臓外科医・渡邊剛教授には驚嘆した。すごい医師が金沢にもいるとは聞いていたが、手術して次の日には歩けるという日進月歩の医療の現場が紹介されていて、新鮮な思いで番組を見た。

身近に安心できる医師・看護師グループがいることを紹介され、情報として参考になった。

金沢大学病院、石川県立中央病院、公立松任石川中央病院、公立能登総合病院の4つの医療チームが紹介されたが、選ばれた基準がもうひとつ明確でなかった。先進医療で成果を上げているところであり、権威者の渡邊教授の監修によるものであるから、と受け入れざるを得ないが、他の医療現場はどうなのか。紹介された病院の特定の医師を患者がそろって指名すると、他の医師グループが困るのではないか、と思ったりした。

産婦人科、小児科医の不足や、過疎地で十分な医療が受けられないなど医療をめぐる問題は多い。今回の番組もいいが、じっくり石川県の地域医療の実態にメスを入れた調査ものの番組を待ちたい。輪島に住んでいるが、脳外科関係と心筋梗塞のような緊急を要する場合、30分以内に行ける医療機関がないと、過疎地の人口は確実に減っていく。新生児病院もない。バス便で金沢の病院まで行くという状態では寂しすぎる。

こうした先進医療には保険がきくのかきかないのか。医療費の問題も紹介しておくと良かった。複合して医療を受けるための「セカンド・オピニオン」の重要性を改めて感じた。
  
2、訂正・取り消し放送について

事務局より平成20年1月1日~1月31日までの自社制作番組放送の中で上記に該当した番組はなかった旨、報告した。

3、番組に関する問い合わせ、苦情など
 (平成20年1月1日~1
月31日までに編成部に寄せられた意見)

 
☆平成20年1
月お問い合わせ合計約104件

電話(52件)
HP(52件)
はがき・その他(0通)

 「マンスリーNote」放送予定  平成20年 月23 (土) 11:00~11:10 (字幕放送)
             再放送 予定  平成20年 月24日 (日) 25 :40~25:50 (字幕放送)
 

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