第363 回 石川テレビ放送番組審議会 平成19年4 月10 日(火)

【出席委員】

    委 員 長

水野 卓哉  
    副 委 員 長 桶谷千鶴子  
    委   員 青木 桂生 小室 紘之
    若杉 幸平 谷内江潤子
  倉 ひとみ 城﨑 英明
  中島 円  
                                           
                                            以上9名
   

1、審議番組(合評)
「千客万来!ほのぼのサンデー」
  
4月1日(日) 昼12時00分~12時55分放送
4月8日(日) 昼12時00分~12時55分放送

「ほのぼのマンデー」の時と比べて原アナウンサー(マスター)の司会がだいぶこなれてきた様に思う。ゲストに、歌手の寒雲さんが登場したが、能登半島地震のチャリティー公演という事でタイミングが良かった。全体にほほえましい構成になっていた。

2回とも最初に能登半島地震の現場報告が入った。「ほのぼのサンデー」のスペシャル番組に報道ニュースを入れるのは、ずれを感じる。自治体、国がどう動いているのか、国会議員の豪華な赤坂議員宿舎と比較し、政治が被災地にどんな救済の手を差し伸べるのか、どんな配慮をしているのかなど、もう少し突っ込みがあってよかった。知人がボランティアで被災地へ3日間行ったが、仕事が無かった。被災地は今何を求めているのかを報道してほしかった。

「ほのぼのサンデー」は欲張った番組だ。あれもこれも入れようとしている。テーマを絞り込んだ方が良いのではないか。ピアニストの竹田理琴乃さんは、中学生とはいえ一流のピアニスト。本人の話も少なく、実際に演奏を生で聞きたかった。

おじゃママキッズコーナーはかわいい。女性と男性ではこのコーナーへの評価はわかれるかもしれないが。この番組のキ―ワードは、「ほのぼの」「くつろぎ」「のんびり」で、いろいろな話題を視聴者に提供する、気軽に楽しんでもらう、という事だろう。そういう枠組みの中では、このコーナーはそれにおさまっている。世の中、事件続きで、イエスか、ノーか、善か悪か、はっきりさせないといけない事象が多いが、毒にも薬にもならない、ほのぼのとしたこんな番組があってもいい。眠くなったら途中で眠っても良いのじゃないかな。
  
2、訂正・取り消し放送について

事務局より平成19年3月1日~3月31日までの自社制作番組放送の中で上記に該当した番組はなか った旨、報告した。

3、番組に関する問い合わせ、苦情など
 (平成19年3月1日~年3月31日までに編成部に寄せられた意見)

☆平成19年3 月お問い合わせ合計138件

電話(26件)
HP(110件)
はがき・その他(2通)

「マンスリーNote」放送 平成19年4月28日(土)11:15~11:25 字幕放送
            再放送 平成19年4月29日(日)26:40~26:50 字幕放送
 

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