第362
回
石川テレビ放送番組審議会 平成19年3
月13
日(火)
【出席委員】
委 員 長
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水野 卓哉 |
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副 委 員 長 |
桶谷千鶴子 |
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委 員 |
小室 紘之 |
的場 明司 |
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若杉 幸平 |
谷内江潤子 |
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城﨑 英明 |
畑 由美子 |
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中島 円 |
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ハイビジョンスペシャル 『時をつなぐ』 第9回
「里山は私のいのち ~小松大杉の女性猟師~」
3月5日(月) 午後7時00分~7時54分放送
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今年は雪が少なく、地球温暖化が進んでいることを実感したが、この番組を見て改めて自然界に深刻な変化が起きていることが分かった。30センチ以上の積雪が70日以上続く所には生息しなかったイノシシが、温暖化の影響で、石川県に急増していることがグラフ付きで紹介されていた。山を放置し、里山は人間の都合で荒れてきた。動物たちは何も変わっていないのに人間が変わったのだ。自然とのかかわりを見なおし、里山を取り戻さなければならないことを女性猟師は気付かせてくれた。自然環境保護、過疎化の問題をも考えさせられた番組だった。
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63歳の安本日奈子さんのパワーに圧倒された。かつては病弱だったという彼女が、「山はいのち」と心身ともにたくましく、はつらつとしていて、その姿に感動した。
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撃ったイノシシを川水で洗って解体し、内臓を袋に詰めたり、カモの毛をむしるシーンなどがあった。都市に生きるものにとっては新鮮な感動で、もっとリアルに描いても良かったかな、と思うほど抑制された映像だった。「命をいただいて命になる」との日奈子さんの言葉に説得力があった。クマは1頭だけ射殺したという。居酒屋「孤里庵」で1年間に消費する分だけを獲るのだそうで、自然の恵みを享受するにも、理念、節度を持っている点が共感できた。
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元旦の夜明け、秋の真っ赤なもみじに霧がかかるシーンなど、ハイビジョンの美しい画面が楽しめた良い作品だった。
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事務局より平成19年2月1日~2月28日までの放送の中で上記に該当した番組はなかった旨、報告した。
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3、番組に関する問い合わせ、苦情など
(平成19年2月1日~年2月28日までに編成部に寄せられた意見)
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☆平成19年2
月お問い合わせ合計約50件
電話(約20件)
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HP(約30件)
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はがき・その他(なし)
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「マンスリーNote」放送
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平成19年3月24日(土)11:00~11:10
字幕放送
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再放送
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平成19年3月25日(日)26:15~26:25
字幕放送
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