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日本は農業の衰退が進んでいる。その中で自分たちの集落の伝統を守り、住民が一体となって村おこしをしている姿が紹介され感動した。住民の成人男子の半分が花火師で、難しい音楽花火の成功の一瞬にかける熱い思いが伝わってきた。
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むらの花火だから、5分か10分くらいで終わるのかなと思って番組を見たが、凝っていて感動する番組だった。音楽スターマインの本物を初めてテレビで見た。アニメキャラクターの仕掛花火がぐるぐる回っているのを子供たちもおもしろいと言って見ていた。
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見ごたえがあった。ただ、登場人物が多すぎて1回見た限りでは混乱した。むらの花火大会と犀川の花火大会が出てきたりして、焦点がぼけた感じがする。1時間番組としてはカットが多すぎた。もう少し整理されたら良かった。ナレーションが入り続けたので、だんだん耳につくようになった。
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音楽花火が1秒ごとに計算された精巧な技術を要するものとは知らなかった。能登の一部の農村風景の中に冠婚葬祭、地元民が協力し合う連帯感に感心した。小さな集落で高額な寄付まで快く出して花火大会を続ける意気込みというか、都市に住むものも地域作りを考えるよい機会になった。
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私も能登で育った。祭りになると、鎮守の森から笛、太鼓の音が聞こえ、獅子舞の練習をする子供たちの声がにぎやかに聞こえたものだ。まつりで楽しいのは大勢の人が集まって飲食することだ。ふきの煮物など
“まつりごっつお”には輪島塗りの器を使った。田の神様を自分の家に招いてサービスする楽しい雰囲気。番組では一致団結した姿が描かれていたのは評価するが、まつりに心ときめく“まつりごっつお”シーンがなく、ドキドキ感はいまひとつだった。小さい子を登場させると良かったのに。 |
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主役は神主さんだが、番組の最初と最後に青年団長が登場していたため、まるで主役は青年団長であるかのように感じた。焦点は、新年の打ち上げ花火なのか、夏の花火大会なのか、秋祭りなのか?どれもこれもと欲張って各行事が紹介されていたので、焦点となる1つの行事に絞った方が良かった。花火に対する村人の情熱は世代・職業に関係なく、1人1人に熱いものを感じ取ることができた。そこまで情熱を注げる原動力となるものは何なのか?何がそこまで村の男たちを動かしているのか?その点を踏まえて、花火という一瞬ではかないものの魅力をもう少し視聴者に訴えることができればと感じた。 |
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昨年夏の犀川中日花火大会での音楽花火失敗からカメラを回し始め、今年成功するまでの姿を追った長期間の取材に敬意を表する。成功したときの花火師たちの感激ぶりは、関係者の1人としてよく理解できた。 |