第354 回 石川テレビ放送番組審議会 平成18年5 月9 日(火)

【出席委員】

  委  員  長

水野 卓哉

  副 委 員 長

桶谷 千鶴子
  委     員 小室 紘之 若杉 幸平
  尾山  碧 谷内江潤子
  倉 ひとみ 城ア 英明
                                           
                                            以上8名
   

1、審議番組(合評)
石川テレビ制作 「千客万来!ほのぼのサンデー」
  
毎週日曜日 昼12時00分〜12時55分放送

3月までは月曜日午後7時からの放送だったが、リニューアルされた。「愛ラブいしかわ」をテーマに、県内の話題を掘り起こし、郷土を知る楽しい番組で、まさに、ほんわか、ほのぼのする番組だ。
笑いあり、驚きあり。以前よりこなれてきたように感じる。

サイコロを振って出た数だけ停留所を進み、バスで珠洲市まで旅するコーナーがスタートしたが“1”や“2”が続くなら、珠洲に到着するのは数年先になるのではないか。
この種の旅ものは他番組にもあるが、どんな人に出会えるかが勝負。感動させ、興味を起こさせるには旅をする女性アナウンサーの熱意にかかってくる。
福井県と石川県にまたがる民家があるのには驚いた。母屋と蔵とで県が違い、固定資産税はどうなっているのか等、おもしろかった。今後に期待したい。

大阪の芸人ハリガネロックはどうなのか。金沢、石川県には奥ゆかしい人が多く、大阪の芸人のノリと地元の風土とは、しっくり合っているのだろうか。
一方で漫才師は毒のあるのが身上だが、最近の番組は以前よりも“上品”になってきた。シナリオ通りではなく脱線してもおもしろいのではないか。

1回が4部構成ぐらいになっていて、地元の情報がたくさん盛り込まれているが、2部構成ぐらいにして力を注げば内容がもっと充実するのではないか。力を抜いた部分も見受けられる。
1週間に1回の番組なので、膨大な取材・編集の大変さは理解できる。ネタ探しとロケで大忙しだと思うが、今後、ネタが尽きた時にどうするのかが課題だ。

放送された4回を見ていると、カメラマンの身体がよく映っているのが気になった。

「歌のホームラン」の懐かしい映像が登場した。視聴率25%の長寿番組だったらしく、若き頃の伊藤アナウンサーの姿があった。
この番組に出たことがあり、芸能界入りしたというタレントさんは、自然な受け答えをしていて好感が持てた。

  
2、訂正・取り消し放送について
事務局より平成18年4月1日〜4月30日までの放送の中で上記に該当した番組はなかった旨、報告した。
3、番組に関する問い合わせ、苦情など
 (平成18年4月1日〜4月30日までに編成部に寄せられた意見)

☆平成18年4 月お問い合わせ合計約130件

電話(約40件)
HP(約90件)
はがき・その他(なし)

 「マンスリーNote」放送   平成18年5月27日(土)11:10〜11:20
              再放送   平成18年5月28日(日)26:55〜27:05
内容: 明石事務局長から審議概要を報告した後、ゲストに迎えた鏑木商舗8代目店主 鏑木基由さんに長町武家屋敷 鏑木本店“金沢九谷ミュウジアム”についてのお話を伺った。
また、番組に対するご意見等を語っていただいた。
 

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