第350 回 石川テレビ放送番組審議会 平成18年1 月20 日(金)

【出席委員】

  委  員  長

水野 卓哉  

  副 委 員 長

桶谷 千鶴子  
  委     員 法師 善五郎 小室 紘之 
    尾山 碧 谷内江 潤子
  倉 ひとみ  
                                           
                                            以上7名

1、審議番組(合評)
'06新春座談会 「夢☆じぶん流」
  
1月4日(水)午前10時00分〜10時55分放送

例年の新春座談会は、知事、経済界、有識者らの出演だったが、今回は石川県ゆかりの著名人の座談会だった。構成、司会の流れも結構で、新春らしい華やかさがあった。視聴率は例年より倍以上にアップしたようで、輝いている人たちの発言に、若者も参考になったのではないか。

出演者が著名な人で興味を持って見た。お一人お一人のドキュメンタリー番組が作れそうな顔ぶれだった。たとえば、小学校教諭の金森俊朗さん一人を取り上げても十分1時間番組になる。金森さんの教育哲学をもっと聞きたかったが、まとめ役に回った感じで物足りなさも残った。

金森さんの発言の中に「給料は子供たちからもらっている。同僚からもらっているんじゃない」というのがあった。この一言ですべてが出ているのではないか。命の大切さを教える先生の気迫が感じられた。

若者たちへの街頭インタビューの内容は印象に残るものは少なかった。気概のある若者が少ない。さびしい。大方の若い人は恵まれた生活をしているのか、苦労を経験したことがないのかな。出演した人たちはあまりに立派過ぎて、一般の人たちからすれば近寄りがたく思ったかもしれない。出演者の苦労した過程がもう少し深くわかればもっと良かった。テコンドーの岡本依子さんは「破門されたことがある」とおっしゃっていたが、そこのところの掘り下げは不十分だったのではないか。

七尾出身のパティシエの辻口博啓さんが「朝めざめたときが楽しい。わくわくする。今日もお菓子が作れる」とおっしゃっていた。全身お菓子づくりに没頭できる生活環境がうらやましい。自分は朝起きるとうっとうしくなるが、一流の人はやはり違うと思った。

  
2、訂正・取り消し放送について
事務局より平成17年11月1日〜12月31日までの放送の中で上記に該当した番組はなかった旨、報告した。
3、番組に関する問い合わせ、苦情など
 (平成17年12月1日〜平成18年1月31日までに編成部に寄せられた意見)

☆12月お問い合わせ合計約110件

金沢ケーブルテレビの受信アンテナ(石川テレビ)着雪の為石川テレビ停波。
問い合わせが多数あった。(12/14 停波時間17:05頃〜17:57頃)
電話(約70件)

電話(約90件)
HP(約20件)
はがき・その他(なし)

 「マンスリーNote」放送   平成18年1月28日(土)11:00〜11:10
             再放送   平成18年1月29日(日)26:05〜26:15
内容: 明石事務局長から審議概要を報告した後、ゲストに迎えた山中温泉"お花見久兵衛"女将で作家の吉本加代子さんに、最近出版された"宿守りの女"についてお話を伺った。
また、番組に対するご意見等を語っていただいた。
 

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