第342 回 石川テレビ放送番組審議会 平成17年3 月8 日(火)

【出席委員】

  委 員 長

中山 純子  

  副 委 員 長

山本 松雄  
  委   員 相羽 泰彦 桶谷 千鶴子
  委   員 若杉 幸平 谷内江 潤子
  石川 倫子  
                                           
                                            以上7名

1、審議番組(合評)

  石川テレビ制作番組
   春高バレー 「コーチングキャラバン」
           〜彼女が、彼女たちに伝えたこと〜

  
         
              2月26日(土) 午後3:30〜4:25放送
    

テーマの高校バレーは部活経験者の目線で視聴したせいか、力が入った。このキャンペーンは4回目になるが、当時からあったなら地元勢もさぞ強くなっていただろうと感じた。第一線で活躍する有名選手に指導してもらえる今の子供たちが羨ましくて仕方ない(笑い)。

金商に負けて残念ながら1位になれなかったが、三木コーチから伝わった”心”の大切さを生徒たちは決して忘れることはないだろう。

体育会系の練習を目の当たりにすると、文化系出身者としてはただ驚くばかりだった(笑い)。結果的にはコーチの求めていたものを子供たちが持っていなかったことになる。2年生の大半が退部するというアクシデントに見舞われた後のフォローも必要だったのではないか。

全体としての盛り上がりに少々欠ける感じがしたものの、コーチの熱心な指導に対する生徒たちの気構えが徐々に同化していく様に感動した。

カメラが入っていなかったら、コーチの指導もちょっと違ったものだったと思うが…。画面で見る限り生徒たちのテレ笑いの表情が気になった。コーチが伝えたかった”バレー魂”が十分に伝わったかどうか、もう少し生徒たちに近付いた取材が欲しかった。又、コーチをどう見ていたのかも後半部分に出た数十秒足らずの感想文だけでは真実が分からなかった。原アナウンサーのナレーションも説明に終始していて、生きた思いが伝わって来ない。心の中の説明などは不要だと思う。それとスーパーの書体が平板な?明朝で如何にも味のない印象だった。

進学校にとってのクラブ活動の壁みたいなものが見え隠れして、切ない思いがした。中途半端な結果もしょうがないとは言え、長い人生、負けることから学ぶ方が遥かに多いことを生徒たちはしっかり会得して欲しい。番組の後半は試合展開の一瞬を捉えるカメラの素晴らしさや編集が冴えていて見応えがあった。又、部活担当の橋本先生の生徒たちに対する優しさが随所に見え胸を打った。こういう番組こそ、是非共多くの若者に見てもらいたい。

  
2、訂正・取り消し放送について
    事務局より平成17年2月1日〜2月28日までに上記に該当した番組はなかった旨、報告した。
3、番組に関する問い合わせ、苦情など
 (平成17年2月1日〜1月28日までに編成部に寄せられた意見)

☆2 月お問い合わせ合計約70件

電話(約30件)
HP(約35件)
はがき・その他(5件)
 「マンスリーNote」放送   平成17年3月19日(土)11:00〜11:10
             再放送   平成17年3月20日(日)26:30〜26:40

内容

澤事務局長から審議概要を報告した後、ゲストに迎えた金沢市立玉川図書館近世資料館で古文書講座を開設指導されている屋敷道明さんから講座の面白さや人気の秘密などを大橋アナウンサーが伺った。また、テレビメディアが持つ使命の重要さについても触れていただいた。
 
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