石川テレビ


『物語の始まりへ』180秒のヒューマンドキュメント

  
   夢にむかって情熱をかたむけている若者たちのヒューマンドキュメント。
        登場するのは、さまざまな研究やものづくりを通して自分探しをしている
金沢工業大学の学生たち。

  
     夢の実現は、次なる夢への始まりでもある。
                    失敗は、思いをさらに掻きたてる。

  
   人生の大舞台をまえにした今を生きる若者たちのショートストーリー。

第1044回

(7/25放送)

大学院電気電子工学専攻博士前期課程2年 松原尚範さん

電気自動車などに使われているリチウムイオン電池。高性能化が求められる中、より安全で効率的な使用をめざした電池制御技術の確立に取り組んでいる学生がいます。
KIT金沢工業大学大学院2年の松原尚範さんです。松原さんはEV車両の急加速時など高い負荷がかかるときの電池の挙動を学術的に明らかにしようと、独自の電池づくりから測定、解析までを行っています。学部時代は、夢考房ソーラーカープロジェクトに参加。夢考房活動で電池への関心が高まったといいます。

ここでしかできないテーマに誇りを持って日々研究を続けている松原さんの姿を7月25日の放送でご紹介します。


第1043回

(7/18放送)

ロボティクス学科3年 山崎大輝さん

6月に行われた「NHK学生ロボコン2024」。全国から書類やビデオ審査を通過した18チームが参加。
毎年ルールが変更し、今年は棚田をモチーフに田植えや収穫をイメージとした2台のロボットで競いました。11年連続出場となったKIT金沢工業大学夢考房ロボットプロジェクトチームのリーダーを務めたのは、和歌山県出身の山崎大輝さんです。初めてのまとめ役に戸惑いながらも憧れのロボコンの大舞台に立ちました。
ロボットの制御も担当、大会では思うような動きが出来ず悔しい結果となりましたが、この経験を来年への大きな一歩にしようと先を見つめます。

7月18日の放送は、今年も学生ロボコンに挑んだ夢考房チームを、山崎さんのインタビューとともにご紹介します。


第1042回

(7/11放送)

大学院高信頼ものづくり専攻博士前期課程2年 天坂恒太さん

5月、米国カリフォルニア州で開催されたCFRP(炭素繊維強化プラスチック)ブリッジの国際大会「SAMPE学生ブリッジコンテスト」で、KIT金沢工業大学大学院チームが見事優勝を果たしました。これは、CFRPブリッジの作製を通してものづくりの経験と設計能力を培うことを目的に行われているものです。
KITチームのリーダーを務めた大学院2年の天坂恒太さん。KITの学びの中で複合材料に関心を持ち、研究を続けながらコンテストに挑戦してきました。
天坂さんたち4人は、優勝した昨年末の国内大会からさらに軽量化と強度を高める工夫を施し、今回、日本代表としては2校目となる栄誉を手にしました。

7月11日の放送では、嬉しいブリッジコンテスト優勝を手にしたKITチームを天坂さんのインタビューでご紹介します。


第1041回

(7/4放送)

大学院電気電子工学専攻博士前期課程2年 光内雅己さん

北海道からKIT金沢工業大学電気電子工学科に進学した光内雅己さん。
入学した当時は自己肯定感があまり高くなかったと振り返りますが、友人の言葉をきっかけに学びに対して前向きな姿勢に変わっていきました。
手始めはTOIECの勉強。そして横谷研究室所属後は、学会発表はもちろん、KITコーオプ教育プログラムへの参加や科学技術振興機構(JST)のプロジェクト活動を通した他大学の教員や学生との交流など、その活動範囲は大きく広がっています。

様々な経験が自身の大きな成長につながり、めざす道も見つけた光内さんを7月4日の放送でご紹介します。


第1040回

(6/27放送)

大学院バイオ・化学専攻博士前期課程2年 山村 凜さん

産業に不可欠な金属資源の自給化をめざした研究に取り組んでいる学生がいます。
KIT金沢工業大学大学院2年の山村凜さんです。
ターゲットは、脱炭素社会実現の切り札となるリチウム。これをより簡単に効率よく選択的に得るための特殊な分子の開発を続けています。
化粧品開発に興味をもち、化学系を学びたいとKIT応用化学科に進学。学びの中で有機合成や分析化学への関心が強くなっていきました。昨年、研究成果を発表した学会でも高い評価を得た山村さん。

将来は品質管理職について、新しい分析方法を開発したいと話す山村さんを6月27日の放送でご紹介します。


 
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