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断水復旧求める声多く…輪島の住民が集団避難する金沢の避難所を知事が視察 個人の水道工事で負担軽減も

能登半島地震から4カ月たった今も県内では3780戸で断水が続いています。しかし、断水が解消しても水道管から先が壊れていては水が出ません。このため県内で水が使えない人はもっと多いと言われています。こうした中、馳知事はきょう地元以外の業者に水道工事を依頼した場合、追加経費を補助する仕組みを6月議会までにつくる方針を示しました。

1日、輪島市南志見地区の住民が集団避難している金沢市の避難所を視察した馳知事。

馳知事と避難者のやりとり:
「仮設住宅の水道は近くの川から簡易的にめどはたったんですけど一般住宅のほうにまでまだちょっとなかなか難しい」

避難者から多くあがったのは断水の早期復旧を求める声。先月30日時点で輪島市で1420戸珠洲市で2320戸の断水が解消されていません。

さらに今、問題となっているのは、個人宅の水道工事です。地元以外の業者に頼むと交通費など経費が追加されるため、地元業者に工事が集中、追い付かないのです。

これについて馳知事は…

馳知事:
「自分の市町のほかから(業者が)来たらかかりまし経費が必要です。県でこの分を負担軽減してあげられないかと6月議会を待たずに何かできないかと」

このように述べ、地元以外の業者が作業する際の経費を補助する考えを示しました。

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