第1074回

(2/27放送)

大学院バイオ・化学専攻博士前期課程2年 加藤達貴さん

岐阜県からKIT金沢工業大学応用バイオ学科に進学した加藤達貴さん。
もともとは遺伝子組み換えなどに興味を持っていましたが、KITの学びの中で健康食品や機能性食品への関心が強くなりました。
尾関研究室で取り組んだ集大成のテーマは、腸活や角質水分量を高める効果があるたんぱく質の一種、レジスタントプロテイン(RP)を多く含んだ甘酒製法の開発についてです。鍵としたのは、甘酒の製造時間短縮化。加藤さんは日本酒の醸造過程からヒントを得て短時間での製造を可能にし、結果、RPの含有量が多い甘酒の開発に成功しました。

2月27日の放送では、人々の生活に役立つような仕事をしていきたいと抱負を語る加藤さんをご紹介します。


第1073回

(2/20放送)

大学院情報工学専攻博士前期課程2年 大味優樹人さん

IT技術を使って人々に役立つものづくりがしたいと、KIT金沢工業大学情報工学科に進学した大味優樹人さん。
学びの集大成として取り組んだ研究は、全国の道路施設の点検データを活用した橋梁の効率的な維持管理に向けたシステム構築について。内閣府の国家プロジェクトです。老朽化が進む全国の橋梁の現状に人口分布や交通量などのデータを集約し解析、補修優先度が示されるシステムです。学業以外でもソフトウェア開発を請け負うなど技術を高めてきた大味さん。

2月20日の放送では、春からは技術者として社会にはばたく大味さんをご紹介します。


第1072回

(2/13放送)

ロボティクス学科4年 田中悠太さん

未来のコンビニエンスストア実現を目的に、昨年11月に開催された自律移動ロボットによる競技会「WRS Future Convenience Store Challenge2024 」。
商品の陳列や廃棄品の回収作業を自動化する競技で、KIT金沢工業大学ロボティクス学科 出村研究室のチームが、圧倒的な成績で見事優勝を果たしました。
ロボットの設計開発、陳列タスクの制御、回路を担当した田中悠太さん。壊れにくく、修理しやすいロボットをめざし製作した1か月半でした。この経験は、技術者として一歩を踏み出す工作機械メーカーでも必ず活かせるはずと話します。

2月13日の放送は、チームHappy Robotの活躍を田中さんのインタビューとともにご紹介します。


第1071回

(2/6放送)

大学院電気電子工学専攻博士前期課程2年 神野翔綺さん

KIT金沢工業大学大学院2年の神野翔綺さん。神野さんがLEDやレーザの材料となる「光る半導体」の研究を続けている山口研究室で、学びの集大成として取り組んでいるのは、青色LEDの光物性評価について。
日本人の研究者たちによって生み出された青色LED。
照明での大きな貢献はもちろん、様々な分野で広く応用されています。神野さんはレーザをつくりだしたいと、その材料である窒化物半導体の発光効率向上をめざした研究と向き合っています。憧れていた研究室に所属し、大学院進学後はその研究成果を国内外の学会で積極的に発表してきました。

2月6日の放送では、春、念願の分析・計測機器の総合メーカーで第一歩を踏み出す神野さんをご紹介します。


 
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