第993回

(7/27放送)

大学院機械工学専攻博士前期課程1年 野崎拓海さん

6月、米国ニュージャージー州で開かれた国際会議に参加したKIT金沢工業大学大学院1年の野崎拓海さん。
力不足を感じながらも一つやり遂げたという経験は、今、さらなる研究への意欲につながっています。
そんな野崎さんが取り組んでいるのは、5軸ロボット加工機にデジタルツイン技術を構築し、生産性の向上やコスト削減を図ろうというテーマです。
子どもの頃からものづくりが好きで、中でもマザーマシンと呼ばれる工作機械への関心がとても高い野崎さん。
複雑な機構で難しいことは多いものの充実した研究生活がうかがえます。

7月27日の放送は、いつか新しい機構を備えた工作機械を生み出せたらと話す野崎さんを、国際会議やMEX金沢での様子を交えてご紹介します。


第992回

(7/20放送)

ロボティクス学科3年 前濵桂太さん

6月、「NHK学生ロボコン~ABUアジア・太平洋ロボコン代表選考会」が開催されました。
昨年準優勝のKIT金沢工業大学夢考房ロボットプロジェクト「Team_Robocon」は、今年こそ優勝して世界大会へと、活動に励んできました。
毎年新しいルールで行われる学生ロボコン、今年は、世界大会の開催地であるカンボジアの世界遺産、アンコールワットをフィールドに見立て、2台のロボットを操作する輪投げで競います。大会リーダーをつとめたのは、栃木県出身の前濵桂太さん。前日はトラブルに見舞われ、思うような動きが出来ないまま大会当日を迎えたとのことでしたが、予選から見事な戦いぶりをみせ会場を沸かせました。それでも……。

7月20日の放送は、結果は惜しくもベスト8。しかし優勝チームとの熱戦など高い技術力が評価され、特別賞として技術賞を受賞したKITチームを、前濵さんのインタビューで振り返ります。


第991回

(7/13放送)

大学院機械工学専攻博士前期課程2年 成木忠明さん

大学では機械について広く学んでみたいと、静岡県からKIT金沢工業大学機械工学科に進学した成木忠明さん。
入学後、夢考房フォーミュラカープロジェクトに参加してフレーム班として活動しました。その中で切削加工への関心が強くなった成木さん。
学部4年次からはヒトと環境に優しい加工技術の構築と新素材工具開発に取り組む加藤研究室に所属し、現在、次世代の材料として注目されている鉛フリー真鍮の加工について熱心に研究を続けています。

7月13日の放送では、先月、米国での国際会議に参加して貴重な経験も積んだ成木さんを映像とインタビューでご紹介します。


第990回

(7/6放送)

大学院建築学専攻博士前期課程2年 新村苑華さん

高校で学んだ理系の知識を身近な生活の中で活かせる学びがしたいと、KIT金沢工業大学建築学科に進学を決めた新村苑華さん。
新村さんが6年間の学びの集大成として取り組んでいる研究テーマは、建物におけるZEB(Zero Energy Building)化の実現をめざした空調システムについてです。
地下水を利用した金沢市内のZEBオフィスを研究対象に、竣工から2年以上にわたり取得したデータをもとに、屋内の温熱環境状況や執務者への温冷感アンケート調査を行ってシステムの有効性などを検証しています。研究の成果は積極的に学会で発表、大きな評価を得ています。

将来は、カーボンニュートラルの時代に人々の生活をより豊かにする建築に関わっていきたいと話す新村さんを7月6日の放送でご紹介します。


 
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