第891回

(7/29放送)

大学院機械工学専攻博士前期課程2年 鈴木健一さん

群馬県からKIT機械工学科に進学した鈴木健一さん。
学生生活の集大成となる卒業研究では、苦手な分野に敢えて取り組むことで自身の成長につなげたいと、切削加工を専門にする加藤秀治研究室を選びました。

取り組んだのは難削材とされる鉛フリー真鍮の加工技術に関する研究です。
真鍮は機械器具・日用品・工芸品などに広く使われていますが、削りやすくするために鉛を添加していることが課題となっていました。
毒性のある鉛を含まない真鍮にいかに効率良く穴をあけることができるのか、9月の学会発表に向けて忙しい日々を送る鈴木さん。

7月29日の放送は、将来はグローバルなプロジェクトに関わり、いろいろな製品を世の中に送り出したいと話す鈴木さんをご紹介します。


第890回

(7/22放送)

航空システム工学科4年 阿部薫平さん

航空について学びたいと宮城県からKIT金沢工業大学に進学した阿部薫平さん。入学後、夢考房人力飛行機プロジェクトに参加し、プロペラ班として活動しました。2年次にはアジアの学生たちとともにインドネシアに滞在し、課題発見、解決に取り組むラーニングエクスプレスを経験、今年冬にはそのオンライン版を仲間と企画、運営するなど国際交流プログラムにも積極的に取り組みました。現在は、超音速旅客機の開発に役立つ流体解析をテーマに研究にあたる阿部さん。

7月22日の放送は、阿部さんの意欲的な学生生活をご紹介します。


第889回

(7/15放送)

大学院機械工学専攻博士前期課程1年 山本ゆきのさん

KIT金沢工業大学が新たな産学協同教育として実施しているコーオプ教育プログラム。
大学院1年の山本ゆきのさんは、4年次の半年間、企業の社員として、就業中の幸福度アップをめざすシステムづくりについて取り組み、ウェアラブル端末で取得した生体情報が幸福度を測る指標になることを明らかにしました。
一方所属する河合研究室では、病気やけがにより上肢に麻痺が残る患者に対し、ゲーム性を持たせて機能回復をはかる電気刺激システムを目標に研究を続けています。

7月15日の放送は、積極的に学生生活を送る山本さんの姿をご紹介します。


第888回

(7/8放送)

大学院システム設計工学専攻博士前期課程2年 長尾光喜さん

KIT金沢工業大学の学生とアジアの国々の学生がチームを組んでインドネシアなどの村に滞在し、課題発見から解決策の創出やプロトタイプの製作まで英語で取り組むラーニングエクスプレス。このオンライン版となる「KITオンライン ソーシャル イノベーション プログラム」が、2月に開催されました。ラーニングエクスプレスを経験したKITの学生たちが主体となって企画、運営したもので、代表学生としてチームをまとめたのは、大学院2年 長尾光喜さんです。コミュニケーションの難しさはあったといいますが、人と人をつないで幸せな社会をつくりたいという思いをさらに強くしたようです。

7月8日の放送では、積極的な学生生活を送る長尾さんを、学びの集大成として取り組んでいる研究とともにご紹介します。


 
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