第861回

(12/24放送)

大学院バイオ・化学専攻博士前期課程2年 石川蒼人さん

麹菌が作り出す美白成分として化粧品などに使われているコウジ酸。
大学院2年の石川蒼人さんは、その生産経路解明に向けて遺伝子レベルで研究に打ち込んでいる学生です。高校生のときから化学や遺伝子などに興味を持ち、仙台からKIT金沢工業大学応用バイオ学科に進学を決めました。

学部時代には、納豆菌の力で農地の土壌改良をめざす「ねばーるプロジェクト」の1期生として納豆菌の可能性に注目した活動に取り組んだ石川さん。
来春からは、食品業界で新しい一歩を踏み出します。

12月24日の放送は、期待感と責任感をもって世界で先をいく研究テーマに熱心にあたる石川さんをご紹介します。


第860回

(12/17放送)

建築デザイン学科4年 村西理子さん

軽トラックの荷台に、木製の家をのせた「モバイルハウス」をKIT金沢工業大学で建築を学ぶ学生たちが設計、製作しました。
これは、白山麓地域の住民と協力して取り組む観光事業の一環で、車中泊を活用した観光などへの利用に期待されるものです。

リーダーを務めたのは、宮下研究室の村西理子さん。建築をどうしても学びたいとKITに進学。今回、実寸大の空間の設計、施工は初めての経験となり、難しさとともに建築のおもしろさを実感したと話します。アフターコロナ時代の新たな旅のスタイルを提案。

12月17日の放送は、学生たちが製作したユニークな“動くホテル”を村西さんのインタビューとともにご紹介します。


第859回

(12/10放送)

機械工学科3年 長谷部允則さん

9月、今年中止となった「NHK学生ロボコン」の代替イベントとして、参加チームが特設ウェブサイト上で手作りロボットを披露する「オンライン!学ロボFESTIVAL」が開かれ、KIT金沢工業大学夢考房ロボットプロジェクトチームは、3位に入賞しました。
今年は、7人制ラグビーをモチーフにした「ロボラグビー」がテーマ。夢考房チームは、チームリーダー長谷部允則さんを中心に2台のロボットを製作。

ロボット間でのパス、トライなどによって得点と速さを競いました。人間が出せる最速タイムがロボットの最速タイムになるという考えから製作に取り組んだ長谷部さんたち。

12月10日の放送では、彼らが作り上げたロボットをインタビューとともにご紹介します。


第858回

(12/3放送)

大学院電気電子工学専攻博士前期課程2年 黒岩佑輔さん

夢考房エコランプロジェクトが2016年に開発した車両「Welt」。
学生たちの手でつくりあげた世界大会を見据えたエコランカーです。長野県出身の黒岩佑輔さんは、学部1年次から「Welt」の開発に関わってきました。

初出場となった茂木大会での走る姿が、彼のものづくりに対する思いの原点だと振り返ります。
プロジェクトでの経験が学ぶ意欲にもつながっていった黒岩さん。
集大成として取り組んでいる研究は、ワイヤレス給電の高効率制御法についてです。

12月3日の放送は、学部3年次、大会チームリーダーとして出場した茂木大会の様子など懐かしい映像とともに黒岩佑輔さんのKIT生活をご紹介します。


 
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