第711回

(8/31放送)

機械工学科4年 楠原拓馬さん

「ソーラーカーレース鈴鹿2017」が、鈴鹿サーキット 国際レーシングコースで開催されました。これは日本最大級の国際ソーラーカーレースで、KIT夢考房ソーラーカープロジェクトは、5時間耐久のオリンピアクラスに出場しました。
残り2時間、ドライバーとしてハンドルを握り続けたのは、楠原拓馬さんです。順調に周回を重ねて残り1時間、突然、ステアリングの不具合が彼を襲いました・・。前日には別のトラブルが発生して、夜通しで車両を復活させレースに臨んでいた夢考房チーム。チームの心が一つとなって、楠原さんを大きく後押ししました。

8月31日の放送は、作れるものはすべて自分たちの手で、を信条とする夢考房チームの今年の鈴鹿をご紹介します。


第710回

(8/24放送)

ロボティクス学科4年 榎本光洋さん

人工知能を使ったロボットの技術力を競うロボカップ世界大会が、今年は42の国と地域から393チームが参加して名古屋で開催されました。
このうち生活支援ロボットで競う@ホームリーグに、KIT夢考房ロボカップ@ホームプロジェクトで活動する榎本光洋さんたちが出場しました。
今回、榎本さんたちは、ロボティクス学科出村研究室などとの合同チームで出場、生活支援ロボットは、人の顔や声、ものや家具を見て認識する必要があるなど人間と同じような能力が求められます。
その技術をロボットに組み込んで人の役に立つ形にすることが難しい点であり面白いと話す榎本さん。

8月24日放送は、大学院に進学しさらに幼児や高齢者を対象とした生活支援ロボットの開発に力を注ぎたいという榎本さんを世界大会での様子とともにご紹介します。


第709回

(8/17放送)

建築学科4年 石黒万葉さん

夏の夜、金沢市内のお寺で、和紙とLED電球を使った「かなざわ風鈴」を作る催しが開かれました。
かなざわ風鈴は、音も風景としてとらえるサウンドスケープの研究をおこなっているKIT建築学科の土田研究室が5年前に開発したものです。
今回の中心メンバーの一人、石黒万葉さん、参加者たちに作り方を教えるだけではなく、風鈴の音や灯りがつくりだす空間や心の動きを感じる貴重な経験になったと振り返ります。

大好きな家族と同じ建築の世界に進みたいとKITに進学。卒業後は地元富山県に貢献したいと話す石黒さんを、金沢発の夏の風物詩とともにご紹介します。


第708回

(8/10放送)

メディア情報学科4年 楯 一俊さん

岐阜県からKITに進学し、メディア情報学科で学ぶ一方、CMや映画などメディア関連の制作活動を行う放送研究会に参加している楯一俊さん。
楯さんたちはプロが使用する機材を使い、学内のイベントの記録撮影はもちろん、学外からの撮影依頼もこなしています。
多くの人と関わりながらの活動がとても楽しいと話す楯さん、ウィルス対策ソフトで知られるIT企業の動画コンテストでは、仲間とともに制作した作品が準グランプリに輝きました。
そして今、鎌田研究室で取り組んでいるのは、色調補正にポイントをおいた誰でも手軽に動画編集を学べるシステムについてです。
将来は、海外で仕事がしたいという楯さん。

8月10日の放送では、受賞した作品をはじめ制作シーンなどをインタビューとともにご紹介します。


第707回

(8/3放送)

ロボティクス学科3年 野田龍一さん

KIT夢考房で、筋肉が動く際に発する微弱な電気信号を利用した筋電義手の開発に取り組んでいる野田龍一さん。
高校時代は文系クラスでしたが、KITのオープンキャンパスに参加して衝撃を受け、人の役に立つものづくりがしたいと関西から進学を決めました。
入学後早々に夢考房義手研究開発プロジェクトに参加。
すべてにおいてゼロからのスタートでしたが、出来る限りのスピードでがむしゃらに取り組んできたと話します。

8月3日の放送は、現在、美大生とコラボレーションし、バイクにも乗れるようなスタイリッシュな義手開発を仲間とめざす野田さんをインタビューと映像でご紹介します。


 
Copyright (C) Ishikawa TV. All Rights Reserved.
このホームページに掲載されている文書・映像・音声・写真等の著作権は石川テレビに帰属します。
個人で楽しむ目的以外、ホームページに掲載することや、複製・頒布・貸与・上映等を行うことは法律で禁じられています。