第689回

(3/30放送)

大学院 機械工学専攻博士前期課程2年 髙瀨紀幸さん(2017年3月修了)

KITでの6年間の学びを終え、地元群馬県で技術者としての第一歩を踏み出す髙瀬紀幸さん。
彼が加藤研究室で打ち込んできたのは、日々進化する材料に対応して求められている高速、高能率な切削加工技術について。自動車用エンジン部品などに使われている焼き入れ鋼を超硬合金でロータリ加工する研究です。
髙瀨さんは、従来よりも大幅なスピード化に成功、国内外の学会で成果を発表してきました。
目にみえないが社会貢献に大きくつながる研究と、切削加工の魅力を話す髙瀨さん。

3月30日の放送では、後輩たちの演奏が流れる大学院学位授与式の様子とともにご紹介します。


第688回

(3/23放送)

大学院 機械工学専攻博士前期課程2年 山田健太さん

TVドラマで見たパイロットに憧れ、大学では航空について学びたいとKIT航空システム工学科に進学した山田健太さん。
学びの中で構造分野に強い関心をもち、4年次からは「超音速旅客機の胴体構造」を研究テーマに取り組んできました。
金属より軽量で部品点数の削減に効果がある複合材料の適用を検討し、東京―NY間を5時間で結ぶ超音速機の可能性を探ります。

3月23日の放送は、KITでの6年間で航空機製造への思いを強くし、春からはエンジニアとして航空機メーカーで第一歩を踏み出す山田健太さんをご紹介します。


第687回

(3/16放送)

大学院 機械工学専攻博士前期課程2年 熊谷惠介さん

KITでの6年間は、多くの人との出会いがあり自身の成長を実感できたと話す熊谷惠介さん。学部時代からキャンパス案内業務を担当する学生スタッフや医工連携プロジェクトなど積極的に活動してきました。
プロジェクト活動がきっかけで、工作機械の制御技術の重要性を感じた熊谷さん。森本研究室では、プログラム、機構、電気系などを全て自作し、医療器具開発に役立つNCテーブルについて研究を続けてきました。

3月16日の放送は、高精度な工作機械をめざす研究に取り組み、4月からは大手化学メーカーの技術者として新しい舞台にたつ熊谷さんをご紹介します。


第686回

(3/9放送)

大学院 情報工学専攻博士前期課程2年 吉田奎一郎さん

KIT大学院で情報工学を専攻している吉田奎一郎さん。
吉田さんは、「人とシステムのコミュニケーション」をテーマとする山本研究室で、より人間らしいシステムについて研究を続けてきました。
彼が注目したのは、発話のタイミング。対話の内容によってより違和感の少ない、適切な受け答えの“間”があるのでは、というものです。
学部時代に一旦は就職活動をしたものの、研究への情熱からもっと知識を深めたいと大学院に進学。大学院での2年間は吉田さんにとって実り多い時間となったにちがいありません。

3月9日の放送は、ロボットとの自然な会話をめざした研究にうちこんできた吉田さんをご紹介します。


第685回

(3/2放送)

大学院 環境土木工学専攻博士前期課程2年 石井一騎さん

将来、より多くの人たちに喜んでもらえるような仕事がしたいと、兵庫県からKIT環境土木工学科に進学を決めた石井一騎さん。
コンクリート構造物のメンテナンスや長寿命化に取り組む宮里研究室で早くから研究活動に取り組み、国内外の学会で成果を発表してきました。
6年間の集大成となるテーマは、海岸の砂中に埋設されたコンクリート構造物の塩害による劣化予測についてです。
思いかなって、春からは、関西の高速道路の安全・安心を担う技術者として第一歩を踏み出します。

3月2日の放送は、KITで学んだことをさらに積み重ねて活躍していきたいと話す石井さんをご紹介します。


 
Copyright (C) Ishikawa TV. All Rights Reserved.
このホームページに掲載されている文書・映像・音声・写真等の著作権は石川テレビに帰属します。
個人で楽しむ目的以外、ホームページに掲載することや、複製・頒布・貸与・上映等を行うことは法律で禁じられています。