第557回

(8/28放送)

電気電子工学科3年 関口 岬さん

昨年秋、オーストラリア大陸縦断レース「World Solar Challenge」で、総走行距離2564kmを記録した夢考房ソーラーカープロジェクト。ボディからモータにいたるまで、作れるものはすべて学生たちの手による車両です。再びこの過酷なレース挑戦を視野に、彼らは今月、秋田県で開催された「World Green Challenge2014」に出場しました。コース設定などが類似する秋田大会で、車両性能の評価やチーム運営の強化を図りたかったメンバーたち。しかし日本各地を襲った台風11号は、大会にも大きな影響をもたらしました。

8月28日放送は、秋田での様子を大会リーダー 関口岬さんのインタビューとともにご紹介します。


第556回

(8/21放送)

応用化学科3年 伊藤 悟さん

今年3月、金沢工業大学や金沢高専の学生たちが、アジアの大学生と発展途上の地域を訪問し、フィールドワークを通して問題の発見から具体的な解決策の提案までを行う国際的なイノベーション創出プログラム「ラーニング・エクスプレス」に参加しました。学部3年の伊藤悟さんたちは、シンガポールやインドネシアの学生たちとチームを組んで、インドネシアの村に滞在。地元の産業である「扇子」づくりの改善策を検討しました。帰国後も夢考房でプロジェクトを立ち上げて工具の製品化に取り組み、9月には完成品を村に届ける予定です。自分の世界観を広げる貴重な経験になったという伊藤さん。

8月21日の放送は、学生たちが多国籍チームを組み、リアルな問題に取り組んだ様子をご紹介します。


第555回

(8/14放送)

大学院 建築学専攻博士前期課程2年 山本 将人さん

この夏、石川県珠洲市に民家を改修したカフェが完成しました。地域に伝わる揚浜式製塩をアピールし地域の活性化につなげようというものですが、デザインを担当したのは、KITで建築を学ぶ学生たちです。若い感性で奥能登に新しい風をおこしたいというクライアントの依頼を受けプロジェクトがスタートしました。現地に何度も足を運ぶ中で、地域の人たちとの交流が生まれた山本将人さんたち、竹内研究室のメンバー。プレオープンの日、学生と住民によって10年ぶりに地元のキリコが復活しました。

8月14日の放送は、地域に風穴をあけたいと手がけた建築と交流を、山本さんのインタビューと映像でご紹介します。


第554回

(8/7放送)

大学院 電気電子工学専攻博士前期課程2年 南部 優賢さん

学部3年次に電験3種に合格した南部優賢さん。以後、資格取得をサポートする自己開発センターで、電気主任技術者試験対策講座のアドバイザースタッフとして活動していますが、さらに今年、電気を学ぶ学生のスキルアップを目指した勉強会を立ち上げました。放課後はそれらの活動でほぼ埋まるそうですが、教えることで、あらためて学ぶことも多いと言います。自身の集大成としての研究テーマは、白色LEDに使用される半導体材料について。競技場やスタジアムなど高出力の照明にも十分対応可能な白色LEDの実現をめざしたものです。

8月7日の放送は、修士研究と電気を学ぶ学生たちのサポーターとして精力的に行動する南部さんをご紹介します。


 
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