第540回

(5/1放送)

大学院建築学専攻博士前期課程2年 武石和真さん(2014年3月修了)

春から東京の大手設計事務所、山下設計で建築家としての第一歩を踏み出している武石和真さん。武石さんが6年間の学びの集大成として選んだ修士設計のテーマは、2020年、東京五輪後の臨海副都心について。五輪後もアジアを牽引していく都市であるための提案を建築の視点で行いました。大都市に憧れを持っていたという武石さんですが、KITでは先生や仲間に恵まれ、学生アパートのリノベーションや名古屋市科学館でKITが開催した「世界を変えた書物展」の空間デザインを担当するなど、とても貴重な経験を積むことができたといいます。

5月1日の放送は、KITの学びの中で、建築への確かな思いを自覚して社会に踏み出した武石さんをご紹介します。


第539回

(4/24放送)

機械工学科4年 小澤泉樹さん 2014年3月卒業

金沢工業大学は、金沢医科大学と共同で革新的で人に優しい技術開発を研究しています。この医工連携プロジェクトに学部2年次から参加していた小澤泉樹さん。彼が取りくんでいたのは、ドレーン排液色調監視システムの開発です。手術後にドレーンチューブを用いて体内にたまった不要な体液を排出しますが、それら排液の色調から患者の状態が判断されています。しかしその判断基準は、看護師の力量に依存するところが大きく、小澤さんは工学的に判断材料となるシステムづくりをめざしてきました。KITで、学ぶ楽しさを知ったと話す小澤さん。

4月24日の放送は、医療分野に貢献できるものづくりの夢を持って、新しいスタートを切った小澤泉樹さんをご紹介します。


第538回

(4/17放送)

ロボティクス学科4年 杉本 星也さん(2014年3月卒業)

この春、KITを卒業し、社会人としてスタートを切った杉本星也さん。ロボットづくりに憧れて静岡県から進学。3年次までは夢考房プロジェクトで、ロボコン優勝をめざし日夜仲間と活動してきました。大会終了後、杉本さんの次なる目標となったのは、佐藤研究室がNECと共同で取り組んでいる水中探査ロボットです。海洋資源の調査などを目的にした無人水中航走体と呼ばれるものですが、杉本さんは設計から関わり、これまでより操縦性能が優れたロボットの製作に成功しました。大学生活に後悔はないと話す杉本さん。

4月17日の放送では、杉本さんの充実ぶりを映像とインタビューでご紹介します。


第537回

(4/10放送)

大学院建築学専攻博士前期課程2年 安藤 祐貴さん(2014年3月修了)

この春から、地元である長野県の建築設計事務所で第一歩を踏み出した安藤祐貴さん。彼が6年間の学びの集大成として選んだ研究テーマは、シンプリシティデザインに関するもの。建築空間そのものを「成長する家具」として捉え、間伐材などを活用し、素材の本質を引き出した機能的で飾らないデザインを提案。住む人が自分なりの空間に成長させていけるというものです。学びの一方で自転車競技にも参加。自然との対峙は、建築を考える上でのアイデアも育ててくれたに違いありません。

4月10日の放送は、住む人の笑顔が見らえるような建築家をめざしたいと話す安藤さんを、修士研究の発表会の様子などとともにご紹介します。


第536回

(4/3放送)

情報工学科4年 大川恭平さん(2014年3月卒業)

アメリカ大リーグの弱小チームを独自の理論で常勝球団につくりかえた男性を描いた映画「マネーボール」。この春KITを卒業した大川恭平さんは、まさにこの世界に通じる学びや生活を送った学生でした。沖縄で過ごした高校時代も、好きな確率や統計を使って高校野球のチーム分析をしていたそうですが、KIT進学後は、硬式野球部のマネージャーとなり、各選手の出塁率や長打率などから戦略を考えるセイバーメトリクスを実践し選手たちをサポートしてきました。そして次なる新しい舞台も、様々なスポーツデータに関する情報配信や試合分析を行っているデータスタジアムです。

4月3日の放送は、KITで進むべき道を確信し、夢実現に向かってスタートをきった大川さんをご紹介します。


 
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