第322回(1/28放送)

    建築学科    4年             河形 信和さん

 
 

KIT建築系の学生たちが取り組んでいた金沢城辰巳櫓の20分の1の模型が昨年12月に完成しました。金沢城本丸の南東に位置し、24mの高石垣上に築かれた高さ14mの辰巳櫓は、1759年の大火後は再建されておらず、今回、財団法人北國総合研究所の委託で模型の製作が進められていたものです。
4年 河形信和さんは、図面のデータづくりを担当。現存する平面図をもとにコンピュータで立体図を書き起こしていくのですが、資料が残っていない部分は、同時期の建造物から推測するなどかなり大変だったようです。
それでも、辰巳櫓復元への大きな弾みと期待される立体模型の製作は、学生時代の貴重な経験のひとつになったと嬉しさをにじませます。



1月28日の放送は、学生たちの努力と最先端のシステムでよみがえった辰巳櫓の姿を、河形さんのインタビューとあわせてご紹介します。

 

 

第321回(1/21放送)

   メディア情報学科   3年           岩本 拓也さん

 
 

2009年秋に開催された「国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト」で、KITの学生達と金沢高専の小坂研究室が共同で開発したシステムが、総合優勝という快挙を成し遂げました。

「Mommy tummy」と名づけられたこの作品は、専用のジャケットを身に着けるとおなかの膨らみや胎児の鼓動、体温などをリアルに再現できるという疑似妊娠体験システムです。

男性や子供たちにも妊婦の状態を体験してもらうことで、妊婦に対する思いやりや生命の大切さを感じてもらえたらと、メディア情報学科3年の岩本 拓也さんたちが開発に取り組みました。妊婦経験者からも「そっくり!」と太鼓判を押されたこのシステム。


1月21日の放送は、先端技術を紹介したイベントでも来場者から大きな関心を呼んでいた様子をご紹介するとともに、岩本さんが自分自身を変えるきっかけとなった留学経験などインタビューを交えてお送りします。

 

 

第320回(1/14放送)

   情報工学科   3年           笹山 裕輔さん

 
 


昨年秋に開催された「いしかわ“夢”未来博」。先端技術を紹介し、次世代の快適な生活を提案するイベントに、人間の口臭でモンスターを撃退するというユニークなバーチャルゲームも出品され人気を集めていました。

これは、笹山 裕輔さんが金沢高専時代、卒業研究テーマとして研究室の仲間たちと取り組んだものです。食べた物のにおいで撃退するパワーが異なるため、プレイヤーはいろいろな食べ物に興味がわき、自然とバーチャルの世界に引き込まれているようでした。

また、「第16回 国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト」では、大学生や大学院生チームの中で総合3位という高い評価を得た笹山さんたち。


1月14日の放送では、ユニークなシステム開発の意外なきっかけなどを笹山さんのインタビューでご紹介します。

 

 

第319回(1/7放送)

   航空システム工学科4年     鈴木 貴紀さん

 
 

飛行機に憧れ、航空工学を学びたくてKITに進学した鈴木貴紀さん。
航空機に関する知識も技術もゼロからのスタートでしたが、1年次から参加した夢考房人力飛行機プロジェクトでは、自分たちで作ったものが目の前で飛ぶという素晴らしい体験ができたといいます。特に、コクピットの設計を任された2008年の鳥人間コンテストは、2年連続500メートルを越える記録。忘れられない思い出のひとつです。

そんな鈴木さんが4年次から挑戦したパラグライダー。今度は自身が空に舞いました。
誰でも手軽に空が飛べるような技術を生み出したいと夢を話す鈴木さん。


新春1月7日の放送は、涙の大会映像とともに雄大な空を舞う鈴木貴紀さんの姿をご紹介します。

 
 
 
Copyright (C) Ishikawa TV. All Rights Reserved.
このホームページに掲載されている文書・映像・音声・写真等の著作権は石川テレビに帰属します。
個人で楽しむ目的以外、ホームページに掲載することや、複製・頒布・貸与・上映等を行うことは法律で禁じられています。