第275回(2/26放送)

   環境土木工学科4年 鈴木 紘介さん
 
 


土木や建築の分野において根幹をなす測量。技術の進歩にともない、簡単で精密な計測ができる機器が利用されていますが、まだまだ多くの問題点も生じています。
測量の原理・原則に立ち返り、自由な発想のもとで技術力を養ってもらおうというコンテストが、2008年6月、横浜で開催されました。このコンテストに研究室の仲間と出場した4年、鈴木 紘介さん。
専門家チームが最新の精密機器で挑む中、鈴木さんたちは手づくり感いっぱいの機器で出場し、周囲を驚かせました。
KITで最先端の測量技術を学ぶ一方、自作機器を通して測量の原点に戻り、より精度の高い技術や方法を研究しようと参加。精密機器に引けをとらない結果は、大きな自信につながったようです。
春からは、JR東日本で新しいスタートを切る鈴木さん。


2月26日の放送は、コンテストでの表情をまじえてご紹介します。

 
 
 

第274回(2/19放送)

   情報工学科4年 池田 雅之さん
 
 


コンピュータに初めて触れたのは小学生の頃という池田 雅之さん。
魔法の箱に見えたコンピュータをもっともっと知りたくて、高校、そしてKITも情報系に進みました。
スキルを磨く一方で、3年次に参加した楽天プロジェクトでは、利用者を意識したものづくりの大切さを学んだといいます。
卒業を前に集大成として取り組んでいる研究は、3次元空間での手の動きだけでコンピュータとのやりとりを可能にしようというもの。まさに映画の世界です!
春からはソニーのパソコンブランド VAIOの開発・製造を手がける企業が、彼の新しい舞台。


2月19日の放送は、客の顔が見えるエンジニアをめざしたいと夢を話す池田さんをご紹介します。

 
 
 

第273回(2/12放送)

   環境土木工学科4年 徳間 祐貴さん
 
 


KIT4年、徳間 祐貴さんは、新潟県中越地方を襲った2度の大地震を経験。特に、東京電力の柏崎刈羽原子力発電所もトラブルに見舞われた2007年の中越沖地震は、将来の道をはっきりと決める出来事になりました。

在、自然災害の防止・軽減に挑む岸井研究室で取り組んでいるテーマは、「金沢市内を流れる浅野川の氾濫について」です。2008年7月末、記録的な雨が石川県内を襲い、浅野川沿いの家屋は、床上・床下浸水の大きな被害を受けました。

徳間さんは住民や行政側にアンケート調査を行ってデータ化し、自然災害に対する意識の特性などを分析しています。念願の東京電力に就職する徳間さん。


2月12日の放送は、いつでも電力を安定供給できるような技術の発展に貢献したいと話す徳間さんをご紹介します。

 
 
 

第272回(2/5放送)

   大学院 電気電子工学専攻博士前期課程2年 脇田 優さん
 
 

この春JR東海に就職する脇田 優さん。彼は、中学生の時に起きたロシア船籍のタンカー「ナホトカ号」の重油流出事故がきっかけで、環境に強い関心が生まれたといいます。

KIT進学後は、夢考房電気自動車プロジェクトに参加。3年次には、メンバーとともに製作した電気自動車で石川県初の公道走行を行い、計71.9Kmを無事完走しました。

一方研究面では、省エネルギー対策に役立つ高性能なモータや、燃料電池の新しい電解質材料の開発に携わるなど、夢考房活動とあわせて電気系の主要な知職を習得しました。

2月5日の放送は、次の世代の人たちにも胸を張れるような環境に優しい仕事をしていきたいという脇田さんを、思い出深い映像をまじえてご紹介します。

 
 
     
 
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