第246回(7/31放送)
  大学院 環境土木工学専攻博士前期課程2年 近藤 慶輔さん
 
 

私たちが生きていく上でなくてはならない水。大切な水をいつまでも守っていきたいと研究に取り組んでいる学生がいます。大学院2年 近藤慶輔さんです。

近藤さんは仲間とともに金沢市内を流れる4河川の水を定期的に採取し、イオン量の変動などを調べています。水がきれいだといわれる土地の現状を把握することで、きれいな水をつくりだすための、言わば「ものさし」をつくろうという研究なのです。

子供の頃から環境への興味が強かった近藤さんですが、平成6年、四国を襲ったダムの渇水被害のニュースが、彼の進路を決定づけました。

7月31日の放送は、将来、水のプロフェッショナルをめざして、きれいな水をつくるための技術開発に携わりたいと意欲をみせる近藤慶輔さんをご紹介します。

 
     
 
第245回(7/24放送)
  航空システム工学科3年 鈴木 貴紀さん
 
 

今年も鳥人間コンテストが近づいてきました。昨年に続いて出場を決めた夢考房人力飛行機プロジェクト。今年こそチーム目標である1000mを飛びたいと新型機の製作に取りくみ、一層の軽量化や空気抵抗の低減などをすすめてきました。

3年 鈴木 貴紀さんは、得意のCGを取り入れた書類作成で、大会出場に貢献したメンバーの一人です。子供の頃から飛行機に興味を持ち、TVで見ていた鳥人間コンテストで、KITの二重反転プロペラ・先尾翼機がとても印象に残ったといいます。

飛行機について学びたいと進学を決め、今、その独創的な機体を操るKITチームの一員として大会に臨みます。

7月24日の放送は、大会を前にしたテストフライトなどメンバーたちの様子を鈴木さんのインタビューとともにご紹介します。

 
     
 
第244回(7/17放送)
  建築学科4年 矢野 光一郎さん
 
 

KIT建築学科で構造について学ぶ、矢野光一郎さん。
彼が今取り組んでいる研究は、伝統的な木造建築、中でも建物の支えとなる柱の耐震についてです。
柱に見立てたコンクリート性のテストピースを使い振動エネルギーを変えながら耐震データを集める実験は、見直されてきた木造建築の耐震性を科学的に解明しようというものです。
入学時はデザインに興味をもっていたそうですが、次第に建物を支える「構造」に関心が高まっていきました。

まもなく開催される「金澤夕ぐれ祭り2008」でも、パイプとワイヤーだけでつくられた不思議な構造のオブジェを仲間たちとともに展示します。

7月17日の放送は、夢は、大きな空間を手がけることと話す矢野さんをご紹介します。

 
     
 
第243回(7/10放送)
  バイオ化学科4年 和田 真人さん
 
 

石油の代替エネルギーとして注目されているバイオエタノール
環境に優しい自然エネルギーとして注目を浴びる一方、とうもろこしやサトウキビなど農作物を主な原料としているため、食糧の高騰など世界経済に大きな影響を及ぼしています。
この問題解決のカギを握る研究に取り組んでいるのが、KIT4年 和田 真人さんです。

彼が取り組んでいるのは、稲わらなど食用としない原料から採取したセルロースを分解してバイオエタノールを生成しようというもので、微生物の力を利用する新しい方法です。
大学院進学も決まり、在学中に成果を出せたらと意欲的に研究する和田さん。

7月10日の放送は、今、まさに大きく期待されている技術開発に励む和田真人さんを、指導にあたる尾関教授のコメントともにご紹介します。

 
     
 
第242回(7/3放送)
  環境土木工学科3年 竹内 明香さん
 
 

高校生の時に手にしたKITの入学案内。学科のトップページを飾っていた学生に強く憧れ、いつか彼女のように国際学会で活躍したいと進学。高い目的意識をもって、日々勉強に励んでいる学生がいます。3年 竹内明香さんです。

彼女は1年次から積極的に環境土木について学び、念願かなって、早くも鹿田研究室のメンバーとして活動を始めています。
6月には横浜で開催された地理空間情報フォーラムに参加して、先輩とともに出場した測量コンテストで3位入賞を果たしました。
そして、今月、ボストンで開催される国際学会へのチャンスを得ることもでき、いよいよ夢の第一歩を踏み出します。

7月3日の放送は、米国出発を前にした竹内さんの思いを鹿田教授のコメントとともにご紹介します。

 
     
 
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