第228回(3/27日放送)
 大学院 材料設計工学専攻博士前期課程2年 西村 明奈さん
 
 

高校生の時に知った化学のおもしろさを追求したいと、KITに進学した西村 明奈さん。

彼女が6年間の学生生活の集大成として取り組んできたのは、中性子を効率よく検出できる新規蛍光体(シンチレータ)の開発についての研究でした。
中性子を使うと、X線回折では難しい物質や分子の構造をみることができるため、中性子に高感度で応答するシンチレータの開発研究は、材料の分野ばかりでなくパーキンソン病のDNA解析など医療への貢献にもつながるものとして大きく期待されています。

3月27日の放送は、先日行なわれた大学院学位授与式で代表の一人として壇上に立つ西村さんの艶やかな姿をご覧いただきながら、興味をもったことに懸命に取り組んできた様子をご紹介します。

 
     
 
第227回(3/20日放送)
 建築都市デザイン学科4年 古田 朋子さん
 
 

建築を学ぶきっかけは、中学生のときに見たテレビドラマ。
大工のヒロインに憧れたからという古田 朋子さん。
KITに進学してからは、建築デザイン、設備・環境と幅広く学んできました。
学びの集大成として1年間取り組んできた研究は、地中熱を利用して住宅の省エネルギー化を検証しようというものです。
富山にある地熱エネルギーのモデルハウスに通って実測データをとり、季節ごとの省力効果について調べてきました。

4月からは、中日本高速道路に就職する古田さん。
サービスエリアなどの活性化計画にKITで学んだ知識をいかしてもらえればと、恩師もエールをおくります。

3月20日の放送は、大学生活で成長を実感できたという古田 朋子さんをご紹介します。

 
     
 
第226回(3/13日放送)
 機械工学科4年 佐藤 純一さん
 
 

2007年10月、省エネカーの燃費を競う「Hondaエコノパワー燃費競技全国大会」で、クラス優勝を果たしたKIT夢考房エコランプロジェクト
国内の学生チームとしては初めて、自作エンジンを搭載した車輌での快挙でした。

自作エンジンの開発を担当した4年 佐藤 純一さんは、早くからプロジェクトの中心メンバーとしてチームをひっぱってきた一人です。
彼は、「先輩たちの恩恵にたよらず、自分たちが作り上げた車で結果を出したい!」と、ボディはもちろんエンジンまでも手作りという新たな挑戦を2005年から仲間とともにスタートさせました。
しかしその道のりはとても険しく、これまでの人生で一番悔しい思いもしたと振り返ります。

3月13日の放送は、エコランにかけた学生生活!春からはマツダのエンジニアとして第一歩を踏み出す佐藤 純一さんをご紹介します。

 
     
 
第225回(3/6日放送)
 大学院 材料設計工学専攻博士前期課程2年 田中 一豊さん
 
 

車の衝突時の衝撃吸収について、アルミ素材に注目して研究している学生がいます。大学院2年 田中 一豊さんです。
 
田中さんは、自身の事故の経験から、衝撃を吸収する安全性の高い車について学びたいと強く思い始めました。
衝撃の吸収を研究することで、人身への危険をさらに小さくできるのではと考えたからです。
 
学部4年次からは山部 昌教授の指導の下、アルミ素材の形や厚みなど条件をかえながら解析を行ない、設計の指針づくりに取り組んできました。
大学院進学後もアルバイトと両立しながら研究活動をつづけ、多忙な毎日が田中さんを大きく成長させました。

3月6日の放送は、4月からの新しいステージとなる日本軽金属で、さらにアルミの用途拡大に貢献できればという田中さんをご紹介します。

 
     
     
 
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