第224回(2/28日放送)
 心理情報学科4年 四尾 健太郎さん
 
 

学生が考えた新商品やビジネスプランを競う「キャンパス・ベンチャーグランプリ中部」で、KIT4年の四尾 健太郎さんたち3人が提案した『排せつ支援機能を備えた車椅子』が大賞を受賞しました。
 
彼らが開発した車椅子はシートの座面が開閉するもので、これによってシートから便座に移動することなく用を足すことができます。
利用者、介助者双方の負担を軽くするこの車椅子は、審査員からも高い評価を受けました。
 
「大学でなにかやりたい」と気持ちが重なったメンバーたちですが、発想や企画ができてもそれを自分たち自身の手でかたちにすることは至難の業。まさに試行錯誤の連続でした。
 
それゆえ今回の受賞は彼らにとって大きな自信につながり、各エリア代表が集まる3月の全国大会にむけてさらに気持ちが高鳴ります。

2月28日の放送は、車椅子製作のきっかけとなったエピソードもまじえ、彼らが作り上げたアイデア車椅子をご紹介します。

 
     
 
第223回(2/21日放送)
 情報工学科2年 谷内 勇太さん
 
 

1月、金沢市内の小学校で行なわれた環境問題をテーマした模擬授業。
教壇に立ったのは、KIT2年の谷内 勇太さんたち5名です。

KITでは2年次の必修科目に「工学設計U」があります。
これは、5,6名でチームを組み、自分たちで選んだテーマについて解決策を提案していくもので、谷内さんたちは、子供たちにゴミへの関心を高めてもらおうと小学校での授業を企画
学校との交渉から内容の提案まですべて学生たち自身ですすめてきました。

当日は、初めは緊張したものの子供たちの反応も良く、とても貴重な経験になったといいます。

2月21日の放送は、小学4年生を前に授業を行なう様子をご紹介するとともに、2月21日から開催されるポスターセッションを前にした教室内での最終口頭発表の様子などを、谷内さんのインタビューをまじえてご紹介します。

 
     
 
第222回(2/14日放送)
 建築学科4年 松川 千里さん
 
 

KIT4年、松川 千里さん。2年次の時に目にした写真集の表紙が、将来の方向を決めるきっかけとなりました。
そこに写っていたのは、全面ガラス張りのドーム。
これまで彼女が持っていたガラスのイメージが一変し、ガラスについてもっと学びたいと環境設備を専門とする垂水研究室に進みました。

卒業を前に友人と取り組んでいる研究は、オフィスビルの省エネや熱環境改善を実現する手法の一つであるダブルスキンシステムについて。
これはガラスとガラスの間に通気できる空気層があるのが特長で、松川さんたちは、ガラスの種類によってダブルスキン構造が室内に与える影響などを検証しています。

新丸の内ビルや中部国際空港を手がけたYKKAPに就職を決めた松川さん。2月14日の放送は、環境に優しく、人の心に残る建物に関わっていきたいという彼女を美しいガラス建築物とともにご紹介します。

 
     
 
第221回(2/7日放送)
 大学院電気電子工学専攻 博士前期課程2年 中田 勝志さん
 
 

この春、三菱電機に就職する大学院2年、中田 勝志さん。
2人の大切な存在が、彼の支えとなっています。
一人は、電気工事士として働く父。現場で働く父の姿は子供心にかっこよく、中田さんを電気の世界へと誘いました。
もう一人は、KIT4年次に出会った研究室の先輩。強い信念をもって日々懸命に取り組んでいた姿は、彼に、「先輩に少しでも近づきたい」という気持ちを喚起させたのです。

大学院進学後は、放電を応用した研究で国際学会に参加するなど積極的に研究に取り組んできました。

2月7日の放送は、KITでの出会いや経験が自分を大きく成長させたと話す中田さんをご紹介します。

 
 
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