第66回(1/27日放送)
大学院 電気電子工学専攻博士前期課程2年 井戸川 朋裕さん
限りある資源、環境問題などが叫ばれている昨今、廃棄物をエネルギーに変えることへの関心がいっそう高まっています。
そんな中、大学院2年 井戸川朋裕さんが取り組んでいるのは、一般家庭や工場などから出る可燃ごみを電気エネルギーに変えようというRDF(ごみ固形燃料)発電について。RDFの有効性や環境に与える影響、エネルギー効率、経済性などについて、さまざまな視点から評価し分析しています。 見えない答えを追求してみたいという思いと地球環境への関心から大学院進学を決めた井戸川さん。彼の研究にかける情熱が、RDF開発など環境分野で最先端を走る日立造船に見事届き、就職が内定しました。
27日の放送では、次の世代も安心して暮らせる環境をめざし研究をつづける井戸川さんの姿をご紹介します。
 
 
第65回(1/20日放送)

大学院機械工学専攻 博士前期課程2年 竺 耀(ちく ひかる)さん
今春、ホンダへの就職が内定している、大学院機械工学専攻 竺 耀(ちく ひかる)さん。「自動車のエンジニアになりたい」という子供の頃からの夢をかなえた一人です。
学部4年次に夢考房エコランプロジェクトに参加して車輌の運動性能を研究。大学院2年のとき、KITの派遣留学プログラムを利用し、米国での提携校の一つ、名門イリノイ大学に留学しました。フォーミュラカーの開発チームに参加して設計製作に取り組み、全米学生フォーミュラ大会に出場、134チーム中32位の成績を残しました。車の専門用語が飛びかう英語のディスカッションはかなり大変だったということですが、アメリカの技術者の卵たちとモノづくりにかかわった日々は、彼自身を大きく成長させたにちがいありません。 帰国後は、米国で学んだ知識をいかしてフォーミュラカーの車輌運動性能をテーマに修士研究に取り組む毎日です。
20日の放送では、就職はゴールではなくスタートライン。ホンダでは学生時代の研究をいかした設計開発をしたいという竺さんをご紹介します。
 
  
第64回(1/13日放送)

大学院建築学専攻 博士前期課程2年 野崎 桜子さん
中学生の頃、自宅の周囲に建ち始めた新築の家々をみて、「いつか、自分が住みたい家を自分で設計できたら・・」と、ふと抱いた憧れを実現しようとKITに進学した、大学院 建築学専攻 野崎 桜子さん
『緑化の家』がテーマとなったオダケホーム主催「第10回 北陸の家づくり設計コンペ」では、家全体をツタのスクリーンで被うという大胆でダイナミックな発想が高く評価され、全国から寄せられた応募作品178点のうち、大学・大学院の部75点の中から優秀賞に輝きました。
また学部4年次にも日本建築学会など複数のコンペに入賞した経験をもっています。
将来への架け橋となったに違いない6年間の学びの中で、いつしか彼女の夢は、自分自身のためから多くの人たちを幸福にする建物のデザインへと拡がっています。
13日の放送では、自分を信じて建築への思いを貫いてきた野崎さんを作品とともにご紹介します。
 
 
第63回(1/6日放送)

大学院機械工学専攻 博士前期課程2年 馬郡 和哉さん

「自分たちで車をつくり、走らせたい」という熱い思いを、KIT夢考房で見事かたちに変え、さらに大きな夢の実現にむけて挑戦しようとする学生がいます。
大学院2年 馬郡 和哉さん。学部時代にフォーミュラカープロジェクトを立ち上げ、全日本学生フォーミュラ大会出場にむけ小型レーシングカーの製作をはじめました。第2回大会の昨年は、総合6位に入賞。中でも車の性能とドライビングテクニックが要求されるオートクロス競技では、ドライバーの一人として圧倒的なタイムをたたき出し米テキサス大学に次いで2位でフィニッシュ。素晴らしい走りをみせました。
プロジェクトを自ら立ち上げ車をつくり上げる技術を学び、走らせる技術にさらに磨きをかけた大学時代。このかけがえのない経験を武器に、日産自動車 車輌開発部門への内定を勝ち取った彼は、レーシングチーム設立という次なる大きな夢を描いています。
1月6日の放送は、まさに「行動する技術者」馬郡 和哉さんの登場です。

 

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