第36回(6/24日放送) 
大学院機械工学専攻 博士前期課程2年 岩田 和男さん

 携帯電話、デジタルカメラなど様々な製品の小型化が進んでいます。それにともなって 当然、部品もさらに小さくなってきています。しかし品物は小型化が進んでも、それらをつくる工作機械は、まだまだ従来の大型機械を使用する場合が多く、“大は小を兼ねる”が 現状で、消費エネルギーや工場スペースのロスが課題となっていました。 KIT大学院2年 岩田 和男さんは、そんな課題を一挙に解決。 加工物の大きさに見合った加工機の開発に成功しました。しかも高精度で高スピード。 画期的な卓上サイズの小型切削加工機です。 1号機につづいて、より複雑な形態の加工が可能な2号機も完成間近。 工作機械業界をはじめ、医療業界からも注目を集めています。 24日の放送では、まさに岩田さんオリジナル、愛着のある加工機を前に研究への思いを話す、彼の姿をご紹介します。


第35回(6/17日放送) 
土木工学科4年 日景 新一さん

 6月1日、快晴の石川県立野球場で日米親善大学野球が行われました。 KITの海外提携校の1つ、米国 ローズハルマン工科大学(RHIT)VS KIT
RHITとは学術交流の他、バスケットなどのスポーツ交流を行ってきましたが、 今回初めて野球の交流が実現したものです。
野球部キャプテン、土木工学科4年 日景 新一さんにとっては、 その日が、学生生活最後の試合となりました。 小学校から続けている野球は、日景さんの青春そのもの。 野球を通じて得たことも大きいといいます。 17日の放送では、昨シーズン、米国南地区の大学公式戦で15勝1敗という強豪チームに挑み、キャプテンとしての意地や野球人としての情熱をぶつけた日景さんの姿を追いかけます。

第34回(6/10日放送) 情報工学科2年 三好 孝典さん

 5月に行われた「ロボカップ ジャパンオープン2004大阪」で、金沢工業大学 夢考房 ロボカッププロジェクトは、シミュレーションリーグで初の準優勝を果たしました。
ロボカップとは、2050年までに完全自律型ヒュ−マノイドロボットチームが、サッカーでワールドカップチャンピオンチームに勝つことを目標に開催されている大会のこと。
小型、中型、ヒューマノイドなどいくつかのリーグがありますが、シミュレーションリーグは、コンピューター上の仮想フィールドで、それぞれ異なる頭脳をもったプレーヤー達がサッカーを行うというものです。
担当したのは、KIT情報工学科2年 三好 孝典さん。出場した22チームの多くが大学院生という中での快挙です。知識も経験も多い上級生が集まるリーグで、三好さんがとったプログラムの方策とは?強いチームをつくるために時間を費やしたこととは?
10日の放送では、大阪で行われた大会の様子や、他のプロジェクトメンバーに支えられながら、日々、パソコン上で格闘する三好さんの姿をご紹介します。

第33回(6/3日放送) 大学院電気電子工学専攻 博士後期課程1年柳橋 秀幸さん

 植物(キノコ)と会話ができたら・・・・。KITの研究室で、日夜、キノコの気持ちを 探ろうと実験に励んでいる学生がいます。大学院で電気電子工学を専攻する柳橋 秀幸さん
電気とキノコと会話?? 実はふかーい関わりがありました。 すべての生物は、生きているとき微弱な電気をだしています。 その電気信号が、心を知る重要なキーポイントとなるのです。 柳橋さんは、キノコがだす電気信号を通して、キノコが気持ちいいと感じる温度や、 お気に入りの光の色を発見!その研究成果は、現在、キノコの総合メーカーからの委託研究として更なる一歩を踏み出しています。 植物版会話ソフトの開発!打倒バウリンガル!と謳う柳橋さんの大きな夢とは? 3日の放送では、未踏の地に挑み続けている柳橋さんのたのもしい姿をご紹介します。
 
  
  
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