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高速で「方向指示器出さず約1.1m前に突然進入」男性死亡…“危険運転”弁護側が改めて無罪主張

 北陸自動車道であおり行為によって事故を起こし、3輪自動車の男性を死亡させたとして危険運転致死の罪に問われている男の裁判員裁判。検察は24日、懲役7年を求刑し弁護側は危険運転について無罪を主張して結審しました。

 2019年5月、白山市の北陸自動車道で大型バイク風の3輪自動車を運転していた70代男性が死亡した事故。検察は金沢市鳴和町のJR西日本職員・本松宏一被告が、急な車線変更をするなどのあおり行為をしたため事故が起きたとして、危険運転致死罪などで起訴しました。

 11月15日に開かれた裁判員裁判の初公判。本松被告は通行を妨害する目的はなかったとして危険運転について無罪を主張しました。

 そして24日、検察側は「方向指示器を出すことなく被害者のおよそ1.1メートル前に突然進入したことが事故の原因だ」と改めて指摘。その上で…。

<検察側>
「本松被告は前を走っていた黒い車を追い抜けなかったのは被害者のせいだという悪い感情を抱いていたと推認できる」

 このように述べ、本松被告は車線変更以外の目的で被害者の前に進入したと非難しました。

 一方で、遺族側とは和解が成立したとして危険運転致死罪について懲役7年を求刑しました。

 これに対し、弁護側は…

<弁護側>
「被害者のせいで追い抜けなかったという感情は抱いていない。車線変更する時に被害者に気づかなかった」

 などとして、危険運転致死罪について改めて無罪を主張しました。

 判決は12月7日に言い渡されます。

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