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高速でウインカー出さず割り込み…あおり行為で三輪自動車の男性死亡させたか JR職員が無罪主張

 2019年、石川県白山市の北陸自動車道で、あおり行為で三輪自動車を運転していた男性を死亡させたとして危険運転致死の罪に問われているJR職員の男の裁判員裁判が、15日から金沢地方裁判所で始まりました。

 男は「あおり行為はしていない」と危険運転について無罪を主張しました。

 危険運転致死の罪に問われているのは金沢市鳴和町に住むJR西日本の職員・本松宏一被告です。本松被告は2019年5月、白山市の北陸自動車道で三輪自動車を運転していた70代の男性の前に急な車線変更などのあおり行為をし、男性を道路脇のガードレールに衝突させて死亡させたとされています。

 15日開かれた裁判員裁判の初公判で、本松被告は…。

<本松被告>
「私が事故を起こしたことに間違いありません。しかし通行を妨害するつもりはなく被害者と接近している認識もありませんでした」

 などと述べ、危険運転致死罪について無罪を主張しました。

 これに対し検察側はドライブレコーダーの映像や、死亡した男性と一緒にツーリングをしていた友人の証言から当時の状況を次のように説明しました。

 事故直前、走行車線を走っていた本松被告は前の黒い車を追い抜こうとしましたが、被害者が追い越し車線にいたため抜くことができませんでした。

 その後被害者が加速し、走行車線の黒い車の前に入ります。すると、本松被告は追い越し車線からスピードを上げて被害者を追い越し、その直後、方向指示器を出さずに被害者の前に進入したということです。

 これらの状況から検察は通行を妨害する目的があったとして、危険運転致死罪が成立すると指摘しました。

 これに対し、弁護側は被告が車線を変更する際に確認を怠ったと過失は認めた上で、通行を妨害する目的はなかったとして過失運転致死罪が相当だと主張しました。

 判決は12月7日に言い渡されます。

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