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完全義務化から10年…『住宅用火災警報器』交換も10年が目安 正常に動くかどうかの点検方法は

 火事が起きた際に知らせてくれる住宅用火災警報器の完全義務化から10年。実はこの警報器、10年ほどで取り替えた方が良いと言われているのはご存じでしょうか。

 煙や熱を感知すると大きな音で知らせてくれる住宅用火災警報器。

消防担当者:
「住宅火災における死者は逃げ遅れで発生しているのが非常に多いです。ですからより早く火災が起きたことを知るというのは命を守るために非常に大事なことです」

 火事の逃げ遅れによる死者を減らすため2011年にはすべての住宅に設置が義務化されました。

 街で聞いてみると…。

「天井の上についてるの?あぁついてますよ。だって火災が起きたら手が付けられないじゃない」

 多くの人がつけていると答えました。

 実は石川県内の設置率はおよそ87.7%と、全国7位の高い設置率を誇ります。実際に効果は出ているのでしょうか。

消防担当者:
「(白山市・野々市市内では)10件の住宅用火災警報器がついていたことによって被害拡大を防止できたという事例があります」

 消防庁によると火災が発生した場合、警報器を設置していた家では設置していなかった家に比べると死者が半減していました。

 ある家庭では、娘が電気ストーブをつけっぱなしで寝てしまい、布団がストーブに接触、煙が上がりました。しかし、部屋に設置されていた警報器の音が鳴り響いたため、隣の部屋の母親が気づき、難を逃れたそうです。

 素晴らしい効果がある警報器ですが、実は今ある問題が…。

「(設置したのは)10年以上前かな。点検してるかどうかあまりよくわからないけど。だけど壊れることもないでしょう」

 実は10年も経つと、いざという時に役に立たないケースがあるそうです。

消防担当者:
「10年を目安に機器自体の交換をおすすめしています」

 そんな警報器、自分で点検するにはどうすれば良いのでしょうか。

「点検は非常に簡単です。手が届く場合はボタンを押していただくと『正常です』というようなメッセージが流れます。届かない場合はひもを引っ張ってもらうと『火事です火事です』同じように点検することができます」

 万が一の備えが役に立たなかったということがないように、皆さんも自宅にある警報器の点検が必要です。

消防担当者:
「この冬、寒くなるシーズンというのは暖房器具を使い始める時期ですから、火災の件数というのは冬の方が多くはなります。万が一のために備えていただいて火災予防にみなさん務めていただければと思います」

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