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ワクチン接種による経済好転への期待感か…ガソリン価格高騰 半年で1リットルあたり30円程上昇

 ガソリンの価格の高騰が続いています。コロナ禍で経済が低迷する中、石油価格が上昇する理由、そこには、我々が待ち望んでいたあるものが関係しました。

(リポート)
「こちらのガソリンスタンドではレギュラー価格が153円となっています。県内ではおよそ1か月間150円台が続いていてガソリンの価格が高騰しています」

 今、ガソリン価格の値上げが止まりません。2日発表された石川県内のレギュラーガソリンの価格は1リットルあたり153.7円。

 半年ほど前までは120円台後半でしたが、今年4月にはおよそ2年半ぶりの150円台にまで上昇。現在も高騰が続いています。

ドライバー:
「上がっていくねどこまで上がっていくのか。年金(暮らし)の人には高すぎます」
「結構前からそこそこ高くはなっていたので、ものすごく高くなったなという感覚は正直マヒしていて。安いに越したことはないかな」

 去年5月の緊急事態宣言中は120円台だったガソリン。当時は新型コロナで景気が悪化し需要減少が原因でした。

 未だに新型コロナが猛威をふるっているのにガソリン価格が上昇している理由と考えられるのが「ワクチン」。

 石油情報センターの分析では「ワクチン接種が進むことで落ち込んだ経済が回復し需要が戻るという期待感」が価格高騰に繋がっているというのです。

コアラクラブ金沢駅西店 串田宏司主任:
「満タンの給油が少なくなりました。金額指定とか数量指定の方が多くなってきてまして。うちはフルサービスでやっているもので、どうしても他のセルフと比べると少し高くなってしまうんですが、自社のアプリなどで少しお買い得にさせていただけるように声掛けさせてもらっています」

 石油価格の上昇で頭を悩ませているのはドライバーばかりではありません。お湯を沸かすボイラーに使われているのは石油から作られる重油。こちらのスーパー銭湯で使っている重油の価格は現在1リットル当たり73円ほど。1年前と比べるとおよそ1.8倍の価格です。

わおんの湯 塩村さん:
「最近すごく上がっちゃって。コロナプラス重油の高騰はダブルパンチというか、致命傷。2ついっぺんに来ている感じですね」

 こちらの銭湯では2基のボイラーで60トンのお湯を沸かしていて1日に使う重油は460リットルです。現在、店は新型コロナによるまん延防止等重点措置で営業時間を短縮中、客足は遠のき費用だけがかさんでいます。

わおんの湯 塩村さん:
「銭湯というのは当たり前なんですけどお客さんが1人いようが10人いようが100人いようが準備は同じだけ準備しておかなければいけないんです。(Q.入浴料の値上げは?)それは今できませんお客さんが少ないから値上げするっていうのはお客さんにとっては生活の一部になるので。じゃあどうしたらいいかというのは見えないですね」

 生活に不可欠な石油価格の高騰はコロナ禍の生活にさらなる追い打ちをかけています。

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