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“最新の流行”と思いきや150年ぶり復活…神社仏閣カードが小松天満宮に登場 レアカードは金色

05/03(月) 17:33配信

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 子供から大人まで人気のトレーディングカード。中でも、去年から全国各地の神社仏閣で販売されているその名も「神社仏閣カード」に、県内の宮司が熱い視線を送っています。

 石川県小松市の梯川に浮かぶ小松天満宮。360年ほど前に三代前田利常公によって創建された由緒ある神社です。ここを訪れたのが…。

神社仏閣カードの発案者:
「どうも初めまして岩田翼です」

 岩田さんは、あるものを宮司にお披露目に来ました。

岩田さん:
「小松天満宮のカードが出来上がったのでサンプルをお持ちしました。この2枚がノーマルカード。これがレアカードで金色に光っている」

北畠能房宮司:
「きれいにできあがりましたね」

 岩田さんが去年発案したこのカード。神社や寺の歴史、見どころ、ご利益などが手のひらサイズのカードに記された「神社仏閣カード」です。

岩田さん:
「地域の方が観光の目玉はないというんだけど、地域にそこしかない神社があって、その魅力に気づいていない。カードを通じて思い出に残したり、もう一度巡ってみようという風になったりしたらいいと思って作りました」

 神社仏閣カードは去年、岡山県の8つの寺で販売され、わずか半年間で全国62の寺や神社に拡大しました。小松天満宮も4月29日からこのカードの販売を始めたのです。その理由は…。

北畠能房宮司:
「これ、宝物を紹介した写真なんです。明治期のもの」

 今から150年前に小松天満宮が配っていたカード。明治政府が観光立国を目指したのに合わせ、宝物などを絵ハガキや写真にして全国各地の神社が配っていたというのです。

北畠能房宮司:
「それを今回は新しい形で神社カードやっているということで百何十年ぶりのカードかなと」

岩田さん:
「私そんなことを100年前にしてると知らずに取り組んでいて」

北畠能房宮司:
「資料見てね、聞いたことあるなと思ってん」

岩田さん:
「勝手に先駆けかと思ってました…」

 目新しいと思われた神社仏閣カードは150年前のリバイバルだったのです。

岩田さん:
「(神社や寺は)昔からの日本の資産だとおもっているので(カードが)観光に生かしていけたらいい」

 神社仏閣カードは一つの神社や寺ごとに3種類が用意され1枚300円。県内では30の寺と神社で販売されています。

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