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性暴力は「加害者が“好意示す方法”として行う事も」相談の75%が20代以下から 支援の体制は

04/05(月) 19:26配信

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 国は新生活が始まるこの時期を「若者の性暴力被害防止月間」としています。若者が被害に遭いやすいという性暴力、県内の現状と支援体制を取材しました。

 5日、石川県穴水町の短大で開かれたのは性暴力をテーマにした講座。学生に性暴力に関する知識や対処法を身に付けてもらおうと県が初めて開きました。

<授業の内容>
「性的な言動で人の心と体を傷つけることを性暴力といいます」

 レイプ、痴漢、セクハラ、リベンジポルノ、スカートをめくられるなどはすべて性暴力にあたります。知らない人だけでなく恋人、友人、家族などからも被害を受けることがあります。

 2019年、石川県内で寄せられた性暴力に関する相談は391件。そのうち75パーセントを占めていたのが20代以下でした。

 若者の性に関する活動を行うNPO法人ピルコン。代表で金沢市出身の染矢明日香さんは、若者が被害に遭いやすい例として「恋人からの性暴力」を挙げます。

染矢さん:
「避妊してほしいんだけどコンドームをつけてくれないということも」

 しかし、こうしたケースは当事者が性暴力と気づいていなかったり自分を責めてしまったりして表面化しにくいといいます。

染矢さん:
「加害する方も悪気があってしているわけではなくて、好意を示す方法として、している場合もあるので、被害者、加害者両方をなくしていく。そして見ている第3者もそれはおかしいと声をあげたり止められることが大切」

 県も対策の強化に乗り出しています。これまで性暴力の相談窓口は電話と対面のみでしたが、4月1日から新たにメールでの相談も始めました。

パープルサポートいしかわの担当者:
「若い方の相談を繋げるためには1つでも多くの相談窓口を設けることが必要です」

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