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打たなければ感染の波が来るたび不安に…米でワクチン接種した医師が語る有効性「9割以上の効果」

02/16(火) 15:23配信

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 17日から、国内で初めてのワクチン接種が始まります。注射の痛みは?副反応は?アメリカですでに接種を終えた石川県ゆかりの日本人医師に様々な疑問について聞きました。

 今回インタビューに答えてくれたのは、アメリカ・アトランタにあるエモリー大学で小児感染症科の医師として活躍している紙谷聡さんです。

 紙谷さんは去年12月と先月の2回ワクチンを接種しました。

Q.針が深く入ってくるということで、「筋肉注射というのは痛いんじゃないか」という先入観をみんな持っていると思うんです。注射された先生の感想は?

紙谷医師:
「見た目に関して言うと、針が垂直に刺さっているということで『痛そうだ』ということはすごく理解ができるんですけど、実際は数秒で処置が終わって、刺す針の痛み自体はほとんど感じるスキもなく終わるという感じです」

 厚労省が公開したファイザー社製ワクチンの副反応。注射した場所に痛みを感じた人は8割、疲労感を感じた人が6割などとなっているということです。こうした副反応について紙谷医師は…。

紙谷医師:
「私の場合は接種した所を押したら痛いかなというのと、体が少しだるいなというのが接種当日にあって、寝て翌日になると症状はなくなっていました」

 こうした症状には意味があると紙谷医師は言います。

紙谷医師:
「体に本物のコロナが来る時に備えた『訓練』をさせるのがワクチンの役割なので、こういった症状は必要な抗体を作るためにある程度許容しなくてはならないと思っています」

 4月以降に始まる高齢者や持病のある方のワクチン接種。街には不安の声もありますが…。

紙谷医師:
「今世界では1憶5千万人以上の方が(ワクチンを)打っています。分かったことは『極めて効果が高い』ということです。治験で高齢者の方でも持病をお持ちの方でも、9割以上の効果と高い安全性というのが分かったので、そこは安心して頂けるのかなと思っています」

 去年3月からアメリカで新型コロナワクチンの治験に携わってきた紙谷医師。日本で始まるワクチン接種を前に伝えたいことは…?

紙谷医師:
「『なんか怖いから打たない』となると、いつまで経ってもコロナに対する免疫が、かかるまでできないということですので、いま第3波ですけども第4波、5波と来た時にその都度不安になってしまうということも考えた上で接種を考慮して頂けたらと考えています」

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